【木育ワークショップ】無垢材の端材を使って”オリジナルカスタネット“を作れる浜松のイベント体験レポ
【無垢材カスタネット作りで学べる木育】
”音楽のまち浜松”で体験する特別なワークショップ
全国各地で木を使ったさまざまなワークショップやイベントが開催されています。その中で、“音楽のまち”として知られる浜松では、無垢材カスタネットを作るワークショップが音楽イベントの一環として開催されました。材料には、楽器工場で排出されるさまざまな樹種の未利用材を使用。一つひとつ異なる木目が個性となり、環境にやさしく、自分だけの特別なカスタネットを作ることができます。
自然素材との触れ合い:
無垢材カスタネットを通じて、子どもたちが木の温もりや質感を感じ、自然素材の大切さを学べます。
音と感性の育成:
美しい音を奏でるカスタネットで、子どもたちの感受性やリズム感を育むことができます。
持続可能なものづくりの学び:
廃材や端材を活用した製品を使用することで、資源を大切にする持続可能な視点を子どもたちに伝えます。
ワークショップに参加された方々には、5種類の木材の中からお好きなものを選んでいただきました。上下で異なる樹種を組み合わせたり、お気に入りの木目をじっくり探したりと、それぞれ思い思いに楽しんでいる様子が印象的でした。無垢材ならではの手触りや温かみのある見た目に、みなさん興味津々。
【初めてでも安心!無垢のカスタネット作りに挑戦】
1.治具にカスタネットを固定
クランプ治具にカスタネットの下部をクランプで押さえて固定します。
2.鋲の取り付け
鋲穴にボンドを適量入れ、鋲を差し込んだ後、ハンマーで上から叩いて鋲を押し込みます。
3.サンディングペーパーで仕上げ
サンドペーパーで表面のバリを取り除き、表面を滑らかに仕上げます。
4.絵付け
カスタネットの上部を治具に固定し、水性のインクで絵付けします。
スポンジでポンポンと叩くだけだので、小さなお子様でも簡単にできます。
5.紐を結び完成
紐をしっかりと結んだら完成です。音質にこだわった設計なので、少し高めの響きの良い音が特徴です。
【親子で楽しめる!木の温もりあふれるワークショップ】
2024年11月16日、「金のストリートピアノ ~あったかいねおんがく~ in ソラモ」にて開催されたイベントに出展させていただきました。当日は、イベント開始早々に長い行列ができるほど大盛況でした。親子連れや楽器好きの方々を中心に、多くの方々がワークショップに参加してくださいました。
参加者のご感想
木材を使ったワークショップは、子どもたちに自然素材の良さやものづくりの楽しさを教える素晴らしい機会です。無垢材カスタネット作りを通じて、親子で一緒に学び、感じることができる貴重な体験が広がります。