作業療法士が教習指導員として働き始めてみた!Part24:繋がりと周知

こんにちは。
教習指導員の資格を取得した、作業療法士(OT)です。
教習指導員としてOTが自動車学校で働くのは日本初!!です。

前回は、作業療法士がジョイントとして動くことについて書かせてもらいました。
今回は、続けて“繋がりと周知”について書いていきたいと思います。




~医療連携の形作り~

総合病院勤務のOTから、
自動車学校の職員として勤務を始めた私が、
まず最初に行った医療連携は“既存の総合病院との連携の整理”でした。


これまでは、
カラダのプロである医療機関”と
自動車運転に関するプロである自動車学校”が
各々の立場から連携を行ってきました。


しかし、私が双方の間に入ることで、
互いの情報を理解できる形にする「翻訳家」としての活動、
評価に再現性を持たせる担当者制や、繁忙期の対応方法など「窓口」としての活動、
これまでの連携の中かから、
必要な情報の整理を行う活動などを行ってきました

医療側からの質問など、
徐々に自動車学校にOTがいる事で求められる活動も増えてきた印象があります。




~繋がり~


“繋がり”私だからできる繋がりを…

というように思い、活動を始めました。

自動車学校の職員となり、教習指導員資格を取得したことから
県内の法定講習などに参加し、他の自動車学校の方と意見交換をする機会もありました。

また、実際に勤務する自動車学校における
教習生の変化や、対外組織からの依頼についても知る機会が増えました。

その中から見えてきた事として
「発達障がいや精神疾患を有する方」への支援が、現場では求められているが、ノウハウや知識が不十分であり、実際の活動に疑問が残る事でした


また、作業療法士として職能団体に所属していますが、
その中でも色々な委員等があります。

自動車運転に関わるものや、小児医療や精神医療に関する委員会があります。
こちらについての私見ですが…クローズドな委員になっている印象があります。

医療業界内で講師依頼や繋がりを作る事には適していると思いますが、

対外的な活動や連携については、まだまだ不十分であると感じています。
その要因として、様々な現場の現状から必要な情報を収集が難しいことも影響していると考えています。

要するに、
自動車学校では「現在どのような状況で、どのような悩みがあるか?」を正しく認識できれば
職能団体として一見、関係が内容に見えるところでも繋がりを作る理由になる。

という事です。




~周知~


“繋がり”を作ると述べましたが、
そのためには、繋げる双方の情報を知り
双方に互いの存在を伝え、なぜ繋がりが必要であるか?
という部分を周知する必要があると認識しています。

ですが、
互いの「不」と「知、技」を繋げるための活動ですので、
そこまで難しく考える事なく進めていきたいと思っています。





本日は、ここまでになります。
次回も、感じた事などを書いていきたいと思います。

また不定期になると思いますが…
時間があるときに、覗きに来てもらえると嬉しいです。

それでは、良い一日を。

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