作業療法士が教習指導員として働き始めてみた!Part35:ケガ!その後の業務復帰に思う事

こんにちは。
教習指導員の資格を取得した、作業療法士(OT)です。
教習指導員としてOTが自動車学校で働くのは日本初!!です。

前回は、“手段は万能ではないということ”について書かせてもらいました。
今回は、 “ケガ!その後の業務復帰に思う事”について書いていきたいと思います。




~教習から離れたきっかけ~


昨年の10月に、趣味のスポーツをしていた際に…
足が滑り、下腿を大きく捻ったことにより腓骨を骨折してしまいました。
骨折だけではなく、脛腓間離開や足関節にある複数の靭帯を損傷してしまい手術を余儀なくされたことから教習指導をしばらく離れる事になりました。

実際は、12月から松葉杖もとれ歩行を開始したので日常生活自体は早々に戻すことができたのですが、
業務である教習指導では、下肢に圧力がかかる可能性があるため1月末~2月ごろに復帰という事になっていました。

そんな中、会社からの支援もあり…
要約教習指導に復帰することができました!

この喜びや安堵感はとても大きかったことを、しっかりと認識することができました。




~4カ月ぶりの復帰~


4カ月ぶりの復帰となりましたが、
教習指導員資格者証が発行されたのは、2022年の8月でした。
ですので、実際には教習指導を行った期間の方が少なかったことになります。

そんな中、会社の皆さんの支えもあり…
何とか復帰する事ができました。

経験が浅い中での、4カ月ぶり…という事で
ひとつずつ確認しながらの業務遂行。
終えた後には、たっぷり疲労感でした。

また、ちょうど繁忙期ということもあり疲労が倍増しております。




~業務復帰に思う事~


先述した通り、日常生活内の自動車運転は行えていましたが
それを業務として行うために、期間が長くかかったのですが…
ここにも、社会に存在する企業と労働者の関係に介入すべきポイントを見つけることができると考えています。
というのも、医療機関勤務時代には病気に罹患された方の復職支援も行ってきました。

その人の業務が何なのか?
病気の影響は業務にでるのか?
働き方や環境は適切か?
会社や雇用主から適切な理解が得られているか?

などと支援してきました。

民間の企業に転職をして、ケガの影響で業務から離れることになった経験を経た今だからこそ
改めて、企業と労働者の関係に介入する必要性や重要性を認識することができました。

今後の活動の一助にしていきたいと思っています。




本日は、ここまでになります。
次回も、感じた事などを書いていきたいと思います。

また不定期になると思いますが…
時間があるときに、覗きに来てもらえると嬉しいです。

それでは、良い一日を。

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