作業療法士が教習指導員として働き始めてみた!Part7:自動車学校にどのように入社したのか?~後編~

こんにちは。
教習指導員の資格を取得した、作業療法士(OT)です。
教習指導員としてOTが自動車学校で働くのは日本初!!です。

前回は、自動車学校に入社した経緯の前半部分について投稿しました。
今回は、後半部分について投稿していきたいと思います。


前回の前半編では、病院時代にどのような活動を行ってきたか?
自動車学校の社長とどのように出会ったか?

という部分について書いてきました。


今回の後半編では、自動車学校は何を考えていたか?
自動車学校での役割は?

という部分について記載していきます。




~自動車学校(社長)は何を考えていたか?~


自動車学校の変遷
ある時、社長から
発達障がいに関わる教習生の受け入れや、精神疾患を有する教習生の受け入れについて、今後有識者として介入してくれないか?

という相談がありました。
この時は、自分自身まだ病院での勤務をしており…
病院として、作業療法士としてどのように関りを持たせてもらうか?
ということを考えていました。


実際に有識者会議はその時にはなかったのですが、
自動車学校が改めて、作業療法が関わる分野との親和性が高いことを認識しました。

特に、社会参加のための移動についての部分なのでニードも高く、介入が必要不可欠であると再認識する機会となりました。


また、その数年後には県内に改造車を扱う自動車学校が減った背景もあったのですが、
改造車についての県の取り組みにも、勤務することとなる自動車学校が手を挙げたことも知りました。


このような流れもあり、
病院勤務の作業療法士としても、自動車学校との連携や活動が活発になる!
とワクワクしていたのを覚えています。


しかし、現実は…
病院に勤める一介のOTでは、自分の想いとに沿って活動することも難しく…


自動車学校に勤務して
これまで病院で作り上げた仕組みに繋げる側になろう!!
と思い立ちました。


思い立ったので、すぐに自動車学校の社長にコンタクトを取りました。
「自動車学校に努めたいと考えていますが、作業療法士として雇ってもらえますか?」


という問いかけに、
即座に


「もちろん!」


と返答をいただいたときには、
一気に目の前が明るくなったのを覚えています。
ここまでが、転職までの流れになります。




~自動車学校での役割は?~


現在勤務する自動車学校では、
働き方改革”として、副業を認める他に社員のWell-beingを掲げ、
多様な働き方を推進していく流れの入り口にいました
そんな中、パラレルな働き方や副業を認められた社員として入社しました。

社長から、
新たな社風や価値観を作り上げる一歩目になってほしい。
と、お話しをいただきました。
働き方自体も、改革の一歩目としての役割を与えられたのでした。

また、社内の組織としては
「医療福祉連携担当」「採用担当」を与えられ、現在は勤務しております。

これまでの、スキルやキャリアを活かした「医療福祉連携」もそうですが、
「会社の将来について」を考えた採用や、社内のコーディネートなどなど、多岐に渡る活動機会を与えてもらっています。


以前の投稿にも記載しましたが、
現在、私が行っている業務や活動、全てが作業療法に通じていると感じています。

作業療法士が自動車学校に就職してみた

何度も書きますが、これは作業療法士としてです。
作業療法とは、「人の生活、人生に寄り添い携わる仕事」だと思っています。
もしかすると、将来は考えが変わるかもしれませんが…


少なくとも現在は、そう考えています。


さて、今回の投稿内容も非常に長くなってしまいました。
また、概要として大まかな事柄しか書くことができていません…。


今後は、より細部の面も深堀しながら投稿できれば…と考えています。
また、暇があるときにでも覗きに来ていただければありがたいです。


それでは、本日もお付き合いいただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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