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北海道旅⑫〜函館幕末発見伝。こんなところに坂本龍馬!?〜

函館の街を歩いていると、急に立派な坂本龍馬の銅像が立っていた。

なぜに龍馬!?

龍馬といえば、高知とか京都じゃないのか?

などと思うのですが、その正面には『坂本龍馬記念館』なる建物が。

これは真相を知るべく、行くしかない!
というわけでそのまま中に入ってみる。

入るとすぐ売店と、なぜか橋があり、その脇におみくじが沢山結ばれている。

龍馬の御朱印があって、神社のような雰囲気もあり独特の資料館。

最初の展示物により、なぜここに龍馬記念館があるのかわかった。

結論からいえば、龍馬は北海道に来ていない。
でも、北海道に行きたいと思っていたという手紙が残っている。

龍馬来てないんかーい!

と、ツッコミが入りそうだけど、その親族は北海道にやってきて活躍しています。

あの六花亭のパッケージを描いたのも、龍馬の子孫というから驚き!

五稜郭の側に六花亭のカフェもあるので、龍馬に思いを馳せながらカフェタイムをするのもよし!
ちなみに『雪こんチーズ』という商品で、ココアビスケットの中にチーズケーキみたいなものが入っているものだとテイクアウトができるので、私はそれが好きです。

榎本武揚など、函館と縁のある幕末の偉人は様々いますが、今回特によくみかけたのは『石川啄木』と『土方歳三』。

なんとその2人一緒の資料館があります。

その名も『土方•啄木浪漫館』
一緒にされてる〜!!
いえ、ちゃんと1階と2階でわかれてました。

幕末のと書きましたが、石川啄木は明治19年生まれですが、土方さんは明治2年に亡くなってますからね。

2人は会ってないんです。

あれ?でも一緒にいなかったっけ?
っていう方は『ゴールデンカムイ』の影響かもしれません。

お爺さんになった土方さんは、史実だといないんですけど(享年35歳なので)
生きていたならば、こんなカッコいいお爺さんだったに違いない。
そんな素晴らしく、カッコいい姿で蘇らせてくださった野田先生に感謝。

2階の啄木の資料館を見てみて、啄木とその家族の生涯がわかり、ちょっと切ない気持ちになります。

奥に、当時の授業中風景の人形が急にあるのでヒエ!ってなります。

さぁ、そして1階の土方の資料館。
狭いながらも、なかなか気合の入った資料館です。

暖簾をくぐって、まず撃たれます。

何事だ!?と右を向くと、そこには土方歳三が最後に着ていた鎧という設定のものが。

「土方副長ー!」
↑あれ?副長って言ってたっけ?

という部下の叫び声も聞こえてきます。

なるほど、一本木関門で撃たれて絶命した設定なんですね。

資料館の始まりからだいぶドラマティックです。

そこから、兼定や虎徹など、新選組縁の刀など並べられ、その当時の歴史的背景なんかも書かれています。

なかなか見応えがありましたが、隣の部屋で放送されているビデオがすごいんだなこれが。

資料館が制作したそうですが、土方歳三という人が函館でいかに頑張っていたかがドラマチックに描かれています。

絶対創作してる!というドラマの部分もあるんだけど、これは結構手に汗握るから是非とも見ていただきたい。
語り口調に臨場感があり面白かった。

その後ろの通路には船のような丸いまだがあって、本物の海が見える。
まるで船にいるかのような面白い作りになっていた。

土方歳三ファンなら1度は訪れていただきたいスポット。

なにやら、坂本龍馬の話からまた土方歳三の話になってしまった。

ちなみに、坂本龍馬は誰のイメージが強いですか。

このパターンだと『新選組!!』の江口さんなんでしょ?と思われそうですが、私の推し龍馬は『仁ーJINー』の内野聖陽さんです。

単純に内野さんの坂本龍馬が好きなのと、リアルにいたらあんな感じなんじゃないかと。

幕末の話になるとついつい話が長くなってしまいがちですね。

最後の方函館どこ行ったんだ!?と。

函館は本当にいろんな場所があって面白い。

そんな函館の目的の1つに、龍馬の銅像と写真を撮るというのもいいかもしれない。

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