お金の仕組み part3
お金のコントロール
前の記事では、お金の歴史についてみてきましたが(※ お金の仕組み part2)、お金は「道具」であり「信用」を数値化したものであり、単なる一つの考え方に過ぎない事を学びました。
夢と笑顔シリーズでは、「夢」や「目標」を設定し、考え方や見方、認識を変えるための思考転換が一番重要なことであることを説明しましたが、お金が単なる一つの考え方に過ぎないなら、自分が持っている「お金の認識」を変えるだけで、生活は一変します。
私たちは仕事をすると毎月決まった給料が振り込まれます。給料明細を見ると、「様々なもの(税金)」が引かれているのが分かります。
この「税金」が曲者です。
「税金」は私たちの給料が上がれば、上がった分だけ一緒に上がり、手元に残る手取り額はさほど変わらないという現象が起こります。
下手すると手取り額が下がってしまうこともあります。
私たちは、この「税金」をコントロールする必要があります。
大体の人は、収入を見て判断しています。
皆さんは収入をコントロールできますか?
会社で働いている限り、収入のコントロールは出来ません。なぜなら収入は会社が決めるからです。
残りの選択肢は「支出のコントロール」です。
「支出のコントロール」と言っても節約をして貯金するということではありません。
ちなみに労働者(会社員、公務員等)は支出を少しだけコントロールできます。
個人事業者(個人の医者、弁護士等)は支出をコントロールできます。
ビジネスオーナー(従業員を雇い会社を立ち上げた人)は、収入と支出をコントロールできます。
これを見ると、ビジネスオーナーはリスクが低く、会社員はリスクが高いと言えます。
何を基準に考えるかで、リスクは変わります。
お金のコントロールには、「考え方」が重要で、お金をお金と捉えている限りコントロールは不可能です。アベノミクス以降、国は増税し、同時に年金の額やもらえる年齢も変えて来ました。
そんな中「国が何とかしてくれるから」と頼りっぱなしでいるのは、リスクが高すぎます。
自分が出来る対策をしっかりととって行く事が求められています!これは国でも社会でもなく、全て自己責任です。
次回 part4では、「様々なもの(税金)」について見ていきたいと思います☆