初めての男性とのプレイ:車の中で感じた支配
彼と出会うその日、私は信じられないほど緊張していました。これまで異性との関係しか考えたことがなかった自分が、男性と会って、しかもプレイをすることになるなんて。でも、彼とのメッセージのやり取りの中で湧き上がった「この人なら大丈夫だ」という感覚が、不思議と私の不安を薄れさせていました。もしくは、同性との初めての秘め事に、理性が麻痺していたのかもしれません。初対面の男性に、体を委ねるなんて普通の人は抵抗があるはずなのに、私は目の前の快楽という泉に飛び込まずにはいられなかったのです。
車で向かうホテルまでの道
私たちは待ち合わせ場所で初めて会いました。彼は穏やかで落ち着いた雰囲気の人で、その笑顔に少し安心しました。「じゃあ、ホテルまで行こうか。」そう言って彼は自分の車を指し示しました。
車に乗り込んだ瞬間、私はもう逃げられない状況にいることを実感しました。そしてそれが、私の中に奇妙な高揚感を生み出していたのです。初めて男性とする緊張と、これから何が起こるのかという期待感が胸を高鳴らせました。
車が動き出すと、彼はふと口を開きました。「君、どんな性癖があるの?どうして欲しいの?」
予想していたはずの質問なのに、その瞬間、心臓が跳ねました。恥ずかしさで顔が赤くなり、視線を落としてしまいます。それでも、もともとその目的で会ったのだから隠す必要はないと、自分に言い聞かせました。
恥ずかしいけど、隠せない自分の性癖
私は小さな声で「えっと…支配されるのが好きで…特に鼻とか…」と告げました。言葉を口にするたびに顔が熱くなり、彼の反応を見るのが怖くて、窓の外を見つめ続けました。けれど彼は、私をからかうこともなく、真剣に話を聞いてくれました。
「鼻が好きなんだ?どういう風にされたいの?」
追い打ちをかけるような質問が飛んできて、私はさらに恥ずかしくなりました。それでも、彼の落ち着いた雰囲気に助けられて、自分が求めていることを少しずつ言葉にしていきました。
「鼻を触られるのが好きで、例えば、豚鼻にされたり…」
その言葉を口にした瞬間、自分でも信じられないくらい羞恥心が押し寄せました。けれど、彼はそれを否定せず、「なるほど」とだけ答えました。
信号待ちの車内での出来事
信号待ちで車が止まると、突然彼がこちらに身を寄せてきました。そして、何の前触れもなく私の鼻を摘み、持ち上げたのです。
「こうして欲しいんだろう?」
その言葉とともに、私の鼻は豚のように変形させられていました。
「えっ…!」驚きで声が詰まりましたが、次の瞬間、自分の陰部が熱を帯びて勃起していることに気づきました。体中がカーッと熱くなり、顔が赤く染まっているのが自分でもわかりました。恥ずかしさでいっぱいだったのに、私は全く抵抗することができませんでした。むしろ、彼の手の動きに支配されるその感覚に、体が勝手に反応してしまっていたのです。
「はい…」
ようやく搾り出した声は、自分でも驚くほどか細く、情けないものでした。彼はその声を楽しむかのように微笑みながら、鼻をいじり続けました。鼻が押し上げられ、変形する感覚が頭に焼き付くたびに、羞恥心と興奮が混ざり合いました。
車窓の向こうからの視線
信号待ちの間、私は車の横を通り過ぎていく人々の視線を感じていました。もちろん、それが本当に私たちを見ていたのかはわかりません。でも、その可能性を考えただけで、さらに恥ずかしさが込み上げました。視線を感じるたびに顔を伏せ、彼の動きにただ身を委ねるしかありませんでした。
ホテルに到着して
そんなやり取りを繰り返しながら、車はホテルに到着しました。ドアが開き、私たちは中に入ります。車内での出来事のせいで私の体はすっかり火照り、緊張と興奮がピークに達していました。
「さあ、行こうか。」
彼がそう言って手を差し出すと、私はそれに応え、彼とともにホテルの奥へと進んでいきました。
この先、何が起こるのかは想像もつきませんでした。ただ、私の中にある期待と不安がせめぎ合いながら、全身を駆け巡っていたのを覚えています。そして、自分の性癖が本当に解放される瞬間が、すぐそこまで迫っていることを実感していました。