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【⚽️日本サッカーを愛そう】WEリーグ、観てますか?
9月に開幕した「Yogibo WEリーグ」。初年度の参加チームは11なので全部で20試合。
11/20-21で10節が行われるので半分まで来ましたね。ところで皆さん。
WEリーグ、観てますか?
私ですか?
観てません!ほとんど😭
DAZNは加入しています。好きですサッカー。毎週末何らかの試合を観ています。でも、
私、WEリーグほとんど観てません。。。すみません。。。
女子サッカーリーグについて、個人的には真っ白な状態でスタートしました。それだけに、自分がどんな風にWEリーグに接していくのか大変興味がありました。ある意味、人体実験のような。
事実として、あまり観てないなーというのが現時点での結果です。見栄を張っても、無理に応援しても虚しいので、ここは素直に。
・・・でもこれで終わりません!なぜなのか。今回はそれを思うがままに探ってみたいと思います!!
■時間の使い道として選ばれるか
ファンの選択基準はコレだと思っています。
人間には1日24時間共通的に与えられています。エンタメとは、この限られた時間を個々から頂戴する形で成り立っています。
朝から晩まで仕事しているワーカーホリックも、「やることねーなー」とつぶやいてる暇人も、結局この与えられた時間をどう使うかを考えています。
ファンを増やす事とは、この人たちの使う時間の中に”やるべきこと”として組み込まれるかどうかに懸かっています。
割いた時間に幸福はあるか。みんながその観点で見ている。
では、
大忙しの人にも暇人にも”やるべきこと”としてWEリーグが選ばれ、組み込まれるためにはどうしたらよいか。
これを起点にちょっとアイデアを出してみます。
■観点① 優しかったお姉ちゃん
自分が時間を割く基準において、知人であるか他人であるかが大きく左右することは言うまでもありません。
NHKの朝のニュースなんて普段は絶対見ないのに、知人が出ると聞いたら見たくなる。まさにコレ。
創設初期であるWEリーグの最大の強みはココ。多くの人にとってどれだけ身近な存在になれるか。ここで言う”多くの人”とは、まずはホームタウンの人たちになると思います。
昨日の試合前に、今日はよろしくねーって声かけさせてもらったらみんなきょとんってしてたけど、いい思い出になったら嬉しいな〜
— しおこし ゆずほ (@yuzuho_19) October 17, 2021
お手伝いありがとう☺️
レッズファミリーみんなで一緒に盛り上げていけたら最高だな〜 https://t.co/OrnYGkn96P
ツイッターは全てを俯瞰しているわけでは無いのであくまでも私の見えている範囲になってしまいますが、浦和の塩越選手はかなりこの辺を意識されていますね!
自身の少女時代の経験がベースになっているかもしれませんが、特にリトルなでしこや地域の女の子に対する気さくさは、まさに他人から知人への架け橋。”優しかったお姉ちゃん”が試合に出てたら見たくなる。
活動的には地味で地道ですが、結局これが一番効く。孫がDAZN入りたいと言えばおじいちゃんは黙っていない。孫が赤いユニフォームが欲しいと言えばやはりおじいちゃんは黙っていない(笑)。
気付いたらおじいちゃんが一番ハマっていて、お父さんは毎試合スタジアムでスタグルとビール。いいですね。
そんな子たちが大人になったら言うんです。「あの頃は選手との距離が近かった。間違いなくレッズレディースは私たちのチーム。」
■観点② 可愛いを否定するな
大義名分では飯は食えない。やはり見たいコンテンツかどうかというのは避けて通れません。
一般的に、人々の本能を刺激するエッセンスが組み込まれていると、良いコンテンツになると言われています。例えば、
食 (美味しそう!)(腹減ったー)
金 (儲かりそう!)(損しなくて済みそう!)
承認(認められてる!)(属している!)
背徳(なんかヤバそう)(冒険的な罪悪感)
混乱(かなりヤバそう)(遭遇した感)
賭け(ドキドキ💵)(ワクワク💴)
覗き(他人のプライベート)(自分の隠し事)
性 (可愛い)(カッコイイ)
など。
Youtubeのサムネがあの手この手でこれらを散りばめていますね。使えない内容もたくさんありますが、やっぱり「かわいさ」ってのは優等生ぶって避けてる場合じゃないと思うんですよね。どんどんやればいい。
勘違い?
すればいいんですよ。見られなきゃビジネス的にもサッカー強度的にも成立しないんですから。
※追記
書き進めていたら野球界にとってもタイムリーな話題が来ましたね。ビッグボスの誕生です。
新庄さんは最高ですよ。「見られなくちゃ意味がない」とあそこまでストレートに言い切って、たった一度の会見で上に示した背徳や混乱の要素までぶっ込んできました(笑)。
これね、WEリーグがやるべきだったとすら思うのです。ゲームチェンジャーになりたかったらあそこまでやらないと何も起こらない。
今回新庄さんと日ハムは身を以ってこれを伝えてくれたんだと思います。
この子誰😍?それが入り口でもいいじゃない!
■観点③ 土俵を変えてみる
少し具体的な提案になりますが、時間の使い道として選ばれるかが重要であるならば、Jリーグと同じ時間に試合をするのは止めた方が良い。
理由はシンプルに、選ばれないからです。もちろん全てのサッカーファンがそうではありません。しかし自分のようなライト層は、同時刻はやっぱり選びにくい!
しかし、
「なんだ今日はサッカー15時からか」みたいなときに13時から試合をやっていれば見る可能性はグッと上がります。Jリーグでも(札幌が多いのですが)1試合だけ時間をずらした試合開始があると、サポーターでもないのに見てしまうのは、あるあるだと思います。
WEリーグはここを狙うべきです。
気温や競技場の関係。時間をずらせば現地観戦しにくくなるというデメリットもあるので簡単ではないと思いますが、かつてパ・リーグが「月曜ナイター」と銘打って注目を稼いでいました。
あそこからだと思うんですよね。パ・リーグが人気実力ともに上向きになったのって。
他にもいろいろあると思います。今なら色んな”土俵変え”を試せると思うんですよね。とにかくJリーグと同じことをしていてもゲームチェンジャーにはなれない。
WEリーグには、もっとぶっ飛んだやり方を期待します!!!
例えばSNSの活用方法。常識を破って欲しい!!
■最後に、
女子リーグに対して真っ白な状態で触れてみてどう嵌っていくかを自分自身で実験していますが・・・ここに来て俄然、日ハムが気になります!!
「優勝なんて目指しません!!」
「今年度中に攻撃的な選手で4人、守備的な選手で3人タレントを創ります」
「ハーフタイムのロッカーでインスタライブやるかも(笑)」
これ、どこかのWEリーグチームが言ったらどうなっちゃうかな。やっぱ批判されるのかな。JFAからクレームが来るのかな。DAZNは喜びそうだな。
でもね、実現したらWEリーグもワールドカップ予選も、みんな見ると思いますよ。
だって何だか新しくて、何だか楽しそうだから!
時間の使い道として選ばれること。それをキーにしてあの手の手を尽くせる、貴重な時期ですね。
これからのワクワクする展開に期待します!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!