【ジュビロ磐田⚽️】【雑感】俊哉さんの話を聞いて感動した件。
まずもって、
Youtubeを配信するにあたり俊哉さんから様々な話を聞きだしてくださった鈴木啓太さんおよびスタッフさんに感謝を述べさせていただきます!!
俊哉さんと言えば「孤高の天才」というイメージが強くって、清商時代から圧倒的10番タイプであったにもかかわらず代表に縁がなく、引退と共に海外に渡り全くと言っていいほど情報遮断されてしまったわけでして・・・。
磐田サポ的にもその活動を詳しく知ることは出来ないままでした。
それが、
こちらの動画ではご本人の口からかなり具体的に語られていて、何というか色んなモヤモヤが晴れていく爽快さすらありました。
そんな貴重な動画だったと思います。
てことで今回は、
動画視聴して感じたことを自分なりにまとめてみたいと思います!
僕のような箱推しでも嫌いな人がいない俊哉さん。きっとこの動画で益々好きになるでしょう。
そして現役時代を知らない若い世代にもその魅力が伝わるように書いてみようと思います。
youtubeのリンクを貼っておきます。
未視聴の方は是非(いや必ず!)
サッカー王国としての清水市の凄さがわかりますね。あと文丈さんが好きな理由も(笑)。
やっぱジュビロはゴンさんあってこそなんだよなぁ、と改めて。
彼が本気で代表と海外を考えていたら。日本代表とジュビロ磐田はどうなっていたのだろうか・・・。
実はジュビロを出て行ってからの活動ってあまり知らなかったんですよね。追わなかったというより、追えなかったです。悲しくて。
なのでほとんど初めて聞く話でした(感動)。
これは皆さん思い思いに見てください。ジーンときます。。。
■間違いなく天才だが、天才肌ではなかった
動画を見ていて一番驚いたというか、考えを改めたのが俊哉さんの理路整然とした自己分析力と、アウトプット能力。
僕は俊哉さんの事を(ジュビロのOBや歴代スタッフに多い)感性の人だと思っていました。
”感性の人”とはつまり、ロジカルな語りを苦手とし言語化があまり上手くないタイプ。いわゆる考えなくても出来ちゃう天才肌。
良く言われる「名プレイヤーが名指導者になれるとは限らない」の理由はズバリここにあると思っていて、天才的なプレイヤーだった俊哉さんは間違いなくこの類(ご本人も自覚して指導者をやらない?)だと思っていたわけです。
しかし・・・土下座して謝らなくてはいけない。全くもってそんなことは無かった!!
まず自己分析能力が凄い。加えて語り口調が滑らかすぎる。
この手の動画にありがちなわちゃわちゃした感じを一切出さず、質問に対して淡々と語る様は、頭の中が整理されている人にしか出来ないスタンス。
加えて志向および思考に一本筋が通っているためとても心地よく、動画を連続して見ていても全く疲れないのはそのせいでもあります。
youtubeのコメント欄にもたくさんあるように、俊哉さんがとても頭のいい人だというのがものすごく伝わってくる。
間違いなく天才ではあるが、いわゆるひとつの天才肌でもない。
「smart」とは本来カッコいいよりも、賢いという意味を持つが、まさにそんな感じだ。
■切り替えの早い人
動画を見ていてもう一つ思ったのが、俊哉さんの切り替えの早さ。
「後悔なんて、百害あって一利なし」
と、頭では理解していても私のような三流はすぐに「あれやっとけば良かったなー(泣)」とか「何であの時こっちにしなかったんだろう・・」とか、ネガティブ感情で時間と脳みそのムダ遣いが止みません。
どうやら俊哉さんにはこれが無い。
ご存じのようにヤットさんにも全く無いんですけど、つまりこれこそが圧倒的に成功する人の思考回路なんですよ。我々のような一般人は、わかっていてもなかなか出来ない(泣)。
天才が生まれつき何かを所持しているのなら、それは才能とか環境とかではなくて、実はこういった”考え方”なんですよね。
ずっと勝ってきた人。
という印象が強いと思うんですけど実はそんなことなくて、話を聞いていると我々と変わらないぐらい挫折を経験している。
でもその度に「ま、しょうがないよね。だってやってこなかったんだから」と、
自己嫌悪に陥ることなく失敗を素直に認め、そしてソッコーで切り替えて次に進んでいる。
これは本当に凄いことです。
■一流が一流を見ている
もう一つ感慨深かったのが、名古屋に移籍してから俊哉さんが本田圭佑、吉田麻也、川島永嗣の才能に気付いて声をかけていること。
その後、本田選手も吉田選手もオランダから海外のキャリアをスタートさせるわけですけどこの裏に(オランダでプレー経験のある)俊哉さんの影響も少なからずあったのかな、と。
当時世代交代失敗の真っ最中だった磐田と、将来代表になる名古屋の若い選手と同時期に接触できたことは、
俊哉さんが今の磐田でフットボールダイレクターとして若手強化に携わり、千里眼を発揮するうえでとても良い経験だったのではないかと思うのです。
で、後藤啓介ですよ。
高校2年生の彼をトップ昇格させたときに俊哉さんは「必ず海外に行って欲しい」「高2だけどむしろ(昇格は)遅いぐらい」と言っているのですが、これが名古屋での経験を考えると身内向けのリップサービスでは無い事がわかると思います。
マジのガチでそう思ってるんですよ。
改めて期待せずにはいられません!
これはユースの試合を見に行ってカメラを構えていたら突然フレームインしてくれた俊哉さん。
(正確にはグラウンドだけ収めてた画角を思わず下に下げたのですが😅)
積極的にゆめりあに足を運んで若手を見てます。川合選手と舩橋選手がトップデビューしたのはこの直後でした。
そう。見てるんですよ。代表基準、世界基準で。
あの日の本田圭佑と照らし合わせながら、磐田ユースを見ているわけです。
今の磐田U18はリアルに世界と繋がっています。これは本当に俊哉さんのおかげかなと思います。
■2050年
これが何を意味するかはぜひ動画をご覧ください。
JFAの役員だった天才かつ努力家かつ異端児が、今は磐田の強化トップにいる。
この幸福をじっくりと味わいつつ、
日本代表の進化と、チャンピオンズリーグの主役誕生と、
そしてその選手がジュビロ磐田関連である未来を夢見て、藤田俊哉のセンスに酔いしれましょう!!
◽️おまけ
動画の2分ごろから。
代表に縁のなかった俊哉さんが代表を救ったゴール。磐田では何度も見た俊哉さんらしい一発。
ドイツ大会でベテランの俊哉さんがいれば何か変わったかもな、と思ってしまいますね。
続きは磐田で堪能しましょう。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!