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【週刊ユース分析】コンサドーレ札幌U-18を調査!!
先日終了したクラブユース選手権。今年はしっかりと開催できましたが暑すぎてしんどそうでしたね(汗)。
朝の8:45キックオフも驚きましたがそれでもかなり現地は暑かったと思います。
この大会で注目されたのが20年振りの決勝進出を決めたコンサドーレ札幌U-18。
確かに古豪のイメージですが・・・おっと!私のユース分析でしっかりと触れていなかったではないか!!
てことで調査です!!
■プレミア9年間の歴史から
まずはいつものようにここから 👇
ポイント63の15位。TOP20入りは強豪チームの証です。
現在のプレミアリーグの制度が構築された2011年のEAST初代王者になっており、これが効いていますね。
しかし、
下記グラフにあるようにその後は右肩下がり。2015年に降格しています。
北海道プリンスでは無双状態ですが3度の参入戦でいずれも敗れてしまっているのが現在地。
札幌ユースは正念場です。それだけに今回のクラ選準優勝はデカかったですね!
今シーズンのEAST昇格候補は川崎ユース、静岡学園、前橋育英と強豪揃いですが、4度目の正直を目指す札幌も堂々エントリーを果たしたイメージです。
■意外と知られていない(?)豊富なOBたち
これは私が知らなかっただけかもしれませんが、札幌U-18のOB選手は実に豊富です。
以下に挙げてみますが「そうだったんだ!」という発見がありました。何というか・・・札幌感ないんですよね(笑)。
どちらかと言うと南国色が強いです。
まず、2011年のEAST優勝メンバーが豪華です。
・奈良 竜樹 選手(福岡)
・深井 一希 選手(札幌)
・堀米 悠斗 選手(新潟)
・前 貴之 選手(松本)
・前 寛之 選手(福岡)
・中原 彰吾 選手(仙台)
・荒野 拓馬 選手(札幌)
荒野選手は今でも札幌を象徴する選手ですが、スケボーで金を取った堀米選手や前兄弟も札幌発だったんですね。
他にも、鹿島色の強い西大伍選手。札幌の中心として活躍する菅大輝選手、高嶺朋樹選手らがいます。
近年の札幌は、田中駿汰選手、金子拓郎選手、小柏剛選手など即戦力の大学生ルーキーを多く加入させるチームの一つだと思うのですが、
一方で荒野選手、菅選手、高嶺選手などしっかりと生え抜きもチームの中心として存在感あるのが良いですよね。
完全に九州男児だと思っていた福岡の心臓。🙇スミマセン
■意外な静岡との接点
クラ選を注視していてもうひとつ意外な発見だったのが、札幌ユースと静岡との接点です。
札幌の社長が清水東出身の野々村社長(名波さんとは同級生)だというのは有名な話ですが、実はユースにもいたのです。
それは、森下仁之監督。
下にJ SPORTSさんのキャプチャ(雑でスミマセン)を載せますが、浜名高校出身の元PJMフューチャーズ選手。
間でさまざまなチームを歴任されていますが2001年から札幌の下部組織に関わっていたんですね。
浜名高校といえば静岡県民にはお馴染みの強豪校。藤枝、清水が強かった時代からの県西部の雄ですね。
現役だと矢野貴章選手(栃木)、松浦拓弥選手(横浜FC)、マリノスから磐田にレンタル移籍した伊藤槇人選手の母校です。
静岡にゆかりがあって県外の強豪チームを率いている指導者といえば、
・流経大柏の本田裕一郎さん
・ガンバユースの森下仁志監督
が有名ですが、札幌ユースの森下仁之監督もこの際しっかり覚えておきましょう!
■注目選手!
たくさんいるのですが・・・すでに2種登録を済ませているこの選手を挙げたいと思います。
佐藤陽成(コンサドーレ札幌U-18 →コンサドーレ札幌(2種))
10番をつけるドリブラー。準決勝鹿島戦の決勝ゴールを産んだ裏街道はお見事でした。
連戦、酷暑、時間帯を考えるとものすごいキレでしたねー。
さらに、
前出の先輩達とは一線を画すベビーフェイスも魅力(笑)。
トップデビューを果たせば間違いなく女性ファンを獲得するでしょう!
エルゴラさんの選手名鑑によれば3種時代は「稚内中」とありますね。本当に最北端からやってきた北国のバンディエラ候補です。
■最後に、
北国と言えば松山くん。松山くんと言えば不屈の魂。
ユース年代では近年何度も何度も参入戦の壁に阻まれていますが、ミシャさんの戦術をしっかりと組み入れて4バックと3バックを併用する高度な戦術も体現していると聞きます。
森下監督の指導の下、今年こそはEASTに返り咲きして欲しいと思います!!
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!