【週刊ユース分析⚽】第103回高校サッカー選手権✨所属リーグごとに色分けしてみらこうなった!!
さぁいよいよ始まりますね。高校サッカー選手権!!
私の調査によると最近では高体連勢の実力もぐんぐんと上がっており、この中から未来のJリーグのスター、および日本代表選手が生まれることは恐らく必至。年々注目は増しているように思います。
で、
組み合わせが決まるたびに話題になるのがブロックごとの強度差。
ホントかなー。ホントにそんな差あるかなー。いや待てよ。こりゃ確かにありそうだ。ってことで毎年、出場校を所属リーグごとに色分けして可視化してみようじゃないか!ってのをやっております。
今年で3年目になるんですけど・・・今年の特徴はズバリ無慈悲!!
例年に比べてブロック格差は大きいように思います!
それでは早速見ていきましょう。
ちなみに所属リーグを以下のようにランク分けしています。
パット見、暖色のブロックが激戦区と言えます!
それでは早速 ドンッ!!!
まず何といってもA,CとB,Dで差があり過ぎしませんか!?ってのが率直な感想。
ひとつづつ見ていきます。
■最激戦区のA
プレミア勢4チーム。しかも全国制覇経験校が山田、静学、東福岡と3つ。全部合わせて9回優勝。
しかも高川学園、阪南大高は所属プリンスでも上位で(現時点で)プレミア昇格圏内。
さらにさらに、
埼玉・正智深谷はプレミアの昌平を押しのけて、新潟明訓はこれまたプレミアの帝京長岡を破っての出場ってことで実力はホンモノ。
はっきり言ってここはヤバい!!!
間違いなく最激戦ブロックかと思います!!ひえーーーーー。
■少々理不尽なB
続いてB。
こちら一転してグリーン地帯。前橋育英、米子北がプレミア勢でそれ以外はいずれも県リーグ(3部相当)所属。
しかも、たった2つしかないプレミア勢が1回戦で当たるなんて!!なんたる理不尽。
前橋も米子も全国制覇を狙えるチームですから、先に当たっても後から当たっても同じってことで開き直って1回戦を戦うと思うんですけど、ここを制した方が一気に国立まで行きそうな予感。
プレミア勢の牙城を崩すとすれば昨年度ベスト4の堀越か。
■九州勢注目のC
こちらもなかなか暖色なCブロック。プレミア2チームに加えてプリンス勢がたくさんいて激戦模様。
しかし、
現時点で(個人的に)2種最強と目している大津がしっかり勝ち上れるかが最大の見どころ。
大津は現在強豪揃いのプレミアWESTで広島ユースや神戸ユースを抑えて首位独走。はっきり言って強いです。
そしてもう一つの注目は同じく九州の日章学園。
日章と言えば、世代別代表常連かつ卒業後にイングランドに向かう高岡伶颯。県予選はもはや彼の独壇場でしたが全国でもその存在を見せつけられるか。
注目のブロックです!!
■復活の帝京と鹿児島城西のD
唯一のプレミア勢である鹿児島城西。
多くの世代別日本代表を擁し、名和田我空が最終学年となった神村学園を破っての出場!
神村は出ていれば優勝候補筆頭だったと思うので、城西がどこまでその真価を発揮できるか。まずはここが注目の柱。
そして、
あの帝京が15年ぶりに冬の選手権に帰ってまいりました。
実はここのところの帝京は結構強くて、
インターハイでは好成績を収めていたし、強豪しかいない関東プレミアにも定着しているなどはっきりいってダークホースではありません。
それでも冬は15年ぶりということで。
懐かしいカナリア軍団が往年の選手権ファンを魅了できるか。注目ですね。
帝京復活のきっかけは2年前に以下にまとめていますので、大会前にぜひチェックしてみてください!
■例年以上に激戦必至!?
夏のインターハイを制した昌平(埼玉/Sランク)、
準優勝の神村学園(鹿児島/Sランク)、
そしてベスト4の帝京長岡(新潟/Sランク)がいずれも県大会で敗れるという波乱の大会となりました。
(もう一つのベスト4は米子北(鳥取/Sランク))
それだけ80分間で勝ち抜くのが難しい高校サッカーの世界。
所属リーグごとにランク付けして見ましたが、毎年大躍進するチームが出てくるなど一筋縄ではいかないのもまた2種年代ウォッチの醍醐味でもあります。
印象深いのは昨年、名古屋高校から札幌に入ってインパクトを残している原康介選手でしょうか。
名古屋高は今回の仕分けで言えばCランク(緑)。原選手はチームベスト8の原動力でした。こういった選手が見られるのも選手権の楽しさですね。
最後に昨年(102回大会)の色分けも貼っておきます。
昨年もDブロック以外は中々の暖色。
結果はプレミア勢が5チームもいる山を制したBブロックの青森山田が優勝しました。
今年でいえばそれはAブロックに当たりますが・・・果たして。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!