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【週刊ユース分析⚽】2024 ユース出身者 自クラブ出場時間ランキング!!!!

2年ぶり2度目!!
ついに、こいつをつまびらかにする時期がやってまいりました!!


まぁ私の推すジュビロ磐田なんかはですね。長いこと「育成が下手だ」「育成が下手だ」と、それはそれは呪文のように言われ続けてましてですね。

実際に山本昌邦さんという方がジェフユナイテッド千葉から大量の選手を加入させて自前の若手が全く育たなくなってしまった過去なんかもありまして。オシムさんから「ジェフは磐田のアカデミー」と皮肉たっぷりにキレられたりもしたんですけど。

まぁそんなこともあって、私は常日頃からユースの強化は超大事!!ユースの強化はチームの生命線!!なんてことを唾を飛ばして叫びまくっているわけです。


そしたらですよ。

実際のところ自前のアカデミー出身選手がどのぐらい出場してんのかしら?ってのが気になって気になって。
じゃぁもういっそのこと全チーム数えて順位付けしまおうじゃないか!っていうのが今回の企画であります!!!



ちなみに、
今回の集計は気合と根性の手集計に付き細かいミスについては寛容に対応いただき、もし間違いがありましたらこっそり教えていただければ幸い。
またシーズン中に移籍した選手の出場時間はすみませんが入っていません!理由は・・・そこまで調べる気力が無かったからです!!



ではでは。
早速トップ10から見てみましょう。エクセル臭満載でどうぞ!!!


■出場時間ランキング1~10位


・盤石の広島

いやー広島。やっぱり強い。
これだけユースの選手が活躍して新スタジアムが出来てACL圏内の2位だからサポからしたら最高ですよ。

大迫選手、東選手、荒木選手らは相変わらずチームの柱。そこに加藤選手、パヤオ氏らが帰って来て抜けてしまった川村選手らの穴を埋めた感じ。満田選手は怪我明けで出遅れましたがそれでも2,000分越え。


ちなみにこれが2年前の2022シーズン(この時もリーグ1位)との比較ですが、更に4,000分ほど増えてる。スゴっ!

そして何が凄いって、中島洋太郎選手井上愛簾選手といった現ユースの選手がしっかり出場していること。
まぁしっかりと次世代も育っているわけです。


・こちらも盤石の柏

西が広島なら東は柏。
こちらも育成の雄としての実績をしっかり残しての2位。

古賀レイソルならぬ太陽選手はもうその名の通りチームの顔中の顔。そこに松本選手、白井選手といった他クラブに出ていた選手が戻って来てこちらも数字を伸ばしました。

そして、
柏において個人的にもっとも注目してるのが現在長崎でガンガンに活躍している田中隼人選手。彼が復帰すればその数字はさらに伸びますが・・・果たして。


・トップ3に入って来たFC東京

累計1万分越えで2年前の10位からトップ3に入って来たのがFC東京。

こちらも言わずと知れた育成の雄。アカデミー出身のJリーガーを数えたら枚挙にいとまがないんですけど、今年は何といっても安斎颯馬選手岡哲平選手の大卒出戻り組が躍進しましたね。

そしてなんと言っても16歳でプロ契約。世代別代表でも中心である佐藤龍之介選手が来シーズン本格的にトップ加入ということで、こちらも更に伸びそうな予感。

ちなみに、
FC東京U-18の現監督は、あの佐藤由紀彦さんです!!


・磐田は堂々の4位!!

さぁ我らが磐田。堂々の4位です!

松原后選手が大車輪の奮闘してひとり3,000越え。ボランチは群雄割拠でしたが上原力也選手は結構出ていたんですね。伊藤槙人選手なにげに1,000分を超えました!

個人的には鈴木海音選手森岡陸選手のDF陣。および途中からレンタルで出た藤原健介選手がもっと伸びてくれれば最高。期待しましょう。

山本康裕選手、小川大貴選手らは抜けてしまいましたが実は2年前からあまり変化なし。
ユースの継承は成されているのかと!! 頑張れアカデミー!!


・まだまだ伸びてくる東京V

そして5位に入ったのがヴェルディ!

実はヴェルディってJリーグで活躍する選手をたくさん輩出してるのにそのほとんどが自チームに残ってくれなくて・・・と泣きながら2年半前に書き綴ったのが下のnote。

しかし!
ついに来年はユースもプレミア復帰!もうはやその流れも断ち切れるところまで来たのかもしれません!!

ヴェルディって染野、木村、山田選手らレンタル勢が多い印象ですけど、いやいやしっかりの自前の選手も多いんですよ。


・やはり湧いて出てくる川崎♨️


前回の調査では田中碧選手、三笘選手らが海外移籍した直後で16位だった川崎。
しかし今シーズンは山田新選手高井幸大選手らがブレイクして一気に上位へ。まぁこの辺はタイミングの問題でやっぱり川崎のアカデミーは優良ですよ。

例によって2人とも海外へ、ってのはあるかもですが高井選手の後継者には土屋櫂大選手(川崎U-18)、山田選手の後継者には岡崎寅太郎選手(横浜桐蔭大 ※内定は出てませんけど)など、もうすでに見えてますからね。

まさに湧いて出てくる川崎♨かと!


・少し心配な横浜FM

川崎とほぼ同じ累計時間で7位になったマリノス。
しかしアカデミーの規模を考えるとこちらはやや心配な感じ。というのも、若手で出場時間伸びてるのって山根陸選手ぐらいなんですよね。

そしてU-18は今年もプレミア入りを逃し、一方でそのプレミアEASTを制したのがお隣の横浜FCユース
川崎、横浜FCと有望選手を取り合う立場のマリノスにとってこの流れはあまりよろしくない感じ。

そんな中、日大から木村選手筑波大から諏訪間選手と即戦力の生え抜きを内定。彼らが出場時間を伸ばせるかってのはかなり注目です!!


・坂本一彩ブレイクのガンバ

攻撃的な選手の育成に定評のあるガンバ。坂本選手が満を持して活躍しましたね。いやーやられたやられた。

もともとの実力には疑いの余地なかったんですけど、となると気になるのが彼の同年代たち。

松本山雅で修行中の中村二郎選手。北九州で修行中の高橋隆太選手。栃木で修行中の南野遥海選手。まぁ彼らは黙っていないでしょう。


ちなみに(個人的イチオシの)中村選手に関しては、あまり修業期間が長いようなら磐田で活躍してもらっても構いませんので!!



さぁそれでは20位まで見てみましょう!

■出場時間ランキング11~20位



・大幅減の京都

2年前の4位から大きく順位を下げたのが京都。

よくよく見るとメンバーはあまり変わっていないのですが、
山田楓喜選手(東京V)、若原智哉選手(長崎)らのレンタル勢が響いてる印象。

しかし何といっても平賀大空選手ですよ。世代別代表常連。彼が最前線でチームの柱となればかなり熱くなります!


・こちらも順位を下げた神戸

2年前の考察でヴィッセル神戸は選手を買うばかりではない!しっかりアカデミーも育っているぞ!!と述べましたが、
今回の集計では1,000時間ほど減り、(他チームが増えたこともあり)相対的にかなり順位を下げました。

それでも山川選手、佐々木選手のインパクトがデカいんでまだアカデミーの存在感はありますね。

神戸ユースはプレミアでも絶好調なんですが、その選手たちがトップに定着できるか。ここからが正念場かと!!


・鹿島が変わりそうな予感

ユースというよりは高体連出身選手を好む印象の強い鹿島。

しかしここにきて、柳沢&小笠原コンビが仕込んでいるユースがはっきり言って強い。今シーズン久々に返り咲いたプレミアリーグで最後まで優勝を争う堂々の2位。
得点王に1年生WFが入るなど人材の宝庫。

鈴木優磨が絶賛する(私も大注目しているぜ!)徳田誉選手は既にトップでゴール済。
鬼木さんも若手育てるの上手いしね。そろそろ鹿島内の勢力図が変わってくると予想します!


・がんばれサガン鳥栖!!

アカデミー強化のお手本的存在だった鳥栖。
しかしながらユース出身選手の出場時間は伸びず。

何といっても今シーズン10番を背負った本田風智選手の大怪我がとても痛かったんですけど、それにしても多くの選手がサクサクと鳥栖から巣立ちすぎる!

これまでは負債解消のため移籍でやむなしって感じだったんですけど、
海外から帰って来た松岡選手が福岡へ行ったり、二田選手が浦和に行ったりと少々寂しい展開に。

それでも生まれ続けるスター候補。
大注目銘柄の鈴木大馳選手がどこまでやってくれるか。応援しています!




■まとめ

さて。
今回も純度100%の人力にて熱く集計してみましたがいかがだったでしょうか!!

まぁアカデミー出身がたくさん出てればチームは強いかって言われればそんなことは無いんですけど。でもやっぱり、サステナビリティって言うんですか。長期的、継続的に強度を保ちたかったら永遠にお金をいっぱい持つか、そこに難があるならアカデミーの強化ってのは絶対に必要です!

そういう意味でも今回の集計はひとつの目安なのかな、と。


ちなみに2年前の平均が5,384分。今年が6,121分ということでリーグ全体を見てもかなり増えています。

リーグが強化施策の一つに挙げるアカデミーの充実について、しっかりと結果が出ているのではないでしょうか!!




バモJリーグ!バモアカデミー!!

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。


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