【エッセイ】義実家の方言にびっくり!
長く宮城県に住んでいるにも関わらず、聞いたことがない方言が多い。仙台で育った私が、県内の沿岸部出身の夫の実家でカルチャーショックを受けた言葉がある。
結婚したばかりの頃、親族の法事があった。始まる前に親戚に「おっさん、いつ来んのや?」と聞かれた。
「おっさん?誰か親戚のおじさんのこと?」一瞬、思ったが、何だか違和感がある。
私の中では、「おっさん=おじさん」と思っていたが、アクセントが違う。
うまく書けないけど、「さ」に強いアクセントがかかるのだ。
話の流れから、どうやら「和尚さん」を指す言葉だとわかった。(和尚さん本人には言わない)
親しみを込めて言っているのか?「和尚さん」を短縮したのか?由来はわからない。
だけど、その地域では「和尚さん」よりも、「おっさん」の方がすぐに伝わることは確かだ。時がたつにつれてわかってきた。
そのように、同じ県内なのに言葉や文化など、表面上ではわからない、ちょっとした違いがある。
知っているようでいて知らないこと、まだまだ沢山ありそうだ。見つけたら、noteのネタにしようと思う。