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本が好き
本が好きです。
小説も漫画もどちらも好きだけど、
想像の余白がある小説が好きで。
それは子どもの頃から変わらないとおもう。
そんな自分の最近の読書について、
ちょっとした出来事があって、久しぶりにログインしてみました。
その出来事とは、
(大したことでは無いんだけども)
ずっと何かと戦っていて、
紙の本しか買っていなかった自分が、
ひと月ほど前についに電子書籍に手を出した!
何かに負けた訳では無い。
単純に、
物理的に本を置くスペースが有限だから。です。
数年ごとに、本棚を整理している。
最後まで読めなかった、
おもしろかったけど再読はしないかな、という本を引っこ抜く。
そうすると、少しはすっきりするんだけど、
さすがに読書好きだった少女時代から数えても20年は経過しているわけで、
ずっと手元に残したいという本だけで、もう満ち満ちなんだ。
紙の本の好きなところが何かなって考えると、
自分の中ではあと残りこれぐらい、がすぐ把握出来るところ。
(もちろん、においも手触りも好きだけど)
読んでいておもしろい本ほど終わって欲しくなくて、ラストに向かいつつ読むスピードが落ちていく。
残り何ミリぐらいのページ数なのに、まだ展開がよめないところとか。
え、この先もうこれしかないのに、どうなってしまうの??
(この気持ちを体感した本として、
1番に思い浮かぶのは
長野まゆみ先生の「テレヴィジョン・シティ」だとおもう。
上下巻の文庫本(後に合本版も発売されて総頁数700近い)
続きが気になってぐいぐい読んでしまう。ずっと大好きな作品です。)
そんなハラハラ、どきどきを感じながら読んでいくことが好きで。
もうひとつは、
コレクター気質というか、並べたい。
自分の生活スペースから見えるところにお気に入りの本を並べたいんだよ。
そんなちいさなこだわり。
だけども、今回の本棚整理でそうも言ってられないと気がついて、
自分へのXmasプレゼントとしてついに、
Kindle無印ブラックを購入。
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使いはじめてひと月ほどたったけど、
いや、もっと早く買っとけばよかった!
ほんとに。
紙じゃなきゃってごちゃごちゃ言ってたけど、
軽いし、場所とらないし、何冊でも持ち出せる。
めちゃくちゃ快適。
残りどれぐらいを%で表示してくれたり、
調べたい単語があったらその場で電子辞書を表示してくれたり。
わざわざスマホで入力して調べなくていいの便利。
あと画面のあかりのみで本が読める!
優しいあかるさで目も痛くならない。
おかげで夜中の読書が捗る。
気づけば午前3時とかあるよ。もう2時間しか眠れない。
あ、あと最大の利点は夜中でもいつでも本を買いたい時に買えることかも。
もひとつ、
あなたはもうこの本買ってるよって教えてくれるところ。(紙の本は続刊重複購入よくやる)
ありがたし。
年末年始の長期休暇があったにしても、
自分にしては驚異のペースで読書が進み、
約1ヶ月で電子書籍 小説20冊。
もともと積んでた紙の本も並行して読んでて、それも10冊。
合わせて30冊。
ちゃんと仕事もしてるよ。サボってないよ…。
電子だと割と気軽に買えてしまうから、ちょっと気になってたなっていう本も買えて、
そうしたら思わずどハマりしてしまったり。
そんな風に本に触れる機会が増えたのは本当に良かったなぁって思う。
今年はこの調子で、どんどん新しい本に出会いたいな。
気持ちも満たされてとても良いかんじ。
余談
電子で読んでどハマリして、
そのあと紙の本も買ってしまっているのがいくつかある。
紙の本を減らそう!って思って電子に変えたのに。
いや、やっぱり並べたくて…。
コレクター気質。
本を買うことに罪悪感はないから。必要経費だから。
本棚に並べてひとりニコニコしている今日です。