わたしが憧れるのってこんな人
わたしの憧れの人って、どんな人だろう?
韓国アイドルは大好きだけど、
もはや憧れると言うには恐れ多すぎるし、
憧れというよりも「推し」のような
意味合いが強い気がする。
だから、今の私には
絶対的な憧れの人っていうのは
特にいないんだけれど、
こういう時に〇〇する人とか、
絶対〇〇しない人、みたいに考えていくと
案外色々ある気がして。
というわけで今日は、
「わたしが憧れるのってこんな人」
というテーマで書いてみよう。
秋の夜長って、
色んなことをゆったりと考えるのに
もってこいの季節ですね。
・古民家を改修して住んでいる人
いきなりニッチな感じのやつを
出しましたが。笑
でも、私ってどんな人に憧れるかな?と考えた時に
最初に思いついたのがまずこれでした。
こういう人、本当に憧れます。
誰からも見向きもされないような
古い家を良い感じに手直しして
その良さや味を残したまま住んじゃおう!
と思える人のことを見ると、
いやあ〜素敵だなあ〜敵わないなあ〜と
しみじみ思ってしまう。
そういう決断をする人の選ぶ古民家ってまた
めちゃくちゃに「良い家」なんだよね。
古民家の中でも良い家を選んで、
さらにそれをもっと住み良くなるように
日々アップデートさせている。
自分のセンスに自信を持っているからこそ、
ピカピカの戸建てを買うでも
タワマンを買うでもなく、
「自分が良いと思う古民家を買って
手直しながら暮らす」という
明らかに人とは違うことができるわけで。
そういう家に住んでいると分かった時点で、
私はその人のことをきっと一発で信用するだろう。
私の思う良い家っていうのは
綺麗とか豪華とか最新とか、
そういうことでは全くないんだけど、
まあこれに関しては私の過去の記事を
参照していただくこととして。↓
古民家に住むと決めた人に憧れがあるのは、
単純にセンスがいいんだろうな
というのもそうだけど、
それ以前に
自分の「暮らし」を楽しもうという気概を
すごく感じるというか、
生活自体を楽しもうとする心があるというか、
そういうところに憧れの根源があるのだと思う。
もちろん、タワマンでも分譲住宅でも
「暮らし」は楽しめるだろう。
楽しもうとすることも勿論できる。
でも、その暮らしの場として
古民家を選んでいる方々は、
その楽しみ方がやたらと上質というか、
「自分で自分の暮らしを作り上げよう」
という覚悟?自立心?みたいなものを、
眩しいくらいに感じるのだ。
流行り廃りに惑わされない意志の強さ、
古い家をその歴史まで引っくるめて
買うという覚悟、
古くても良いものを見極める観察眼、
不便なものを手直ししながら
上手に長く使い続けられる生活力、
そういうものの全てに、私は憧れる。
・持論を持っている人
持論がある人って素敵ですよね。
一見そんな風には見えないのに、
いざ喋ってみると本当は
きちんと自分の考えや揺るぎない意志がある人。
そういう人に本当に憧れます。
この、一見流されそうに見える、
というところもひとつのポイントで、
持論はしっかりと持ちつつも
ある程度世間ともうまくやっていける、
という人が私は好きなんだよな。
どうでもいいところは他人に合わせられて
ちゃんと融通が効くというのって、
持論があるかどうかとは別に大切なこと。
周りの人たちの価値観を否定することなく
聞き入れることもできるし、
かつ自分の意見もしっかり持っている、
そんな柔軟で信念のある人が、私の憧れです。
そういえば、
こないだXでこんなポストを見た。
結局、持論を持っているって、知識量が多いとか
本をたくさん読んでいるとかは全く関係なく、
単に学びの感度が高い人なのかもしれないな、と
このポストを見て思ったり。
普段勉強なんかしていなくても
全然本を読む習慣がなくても、
毎日同じことをしている人でも、
自分の考えやきちんとした持論を持っている人は
たくさんいる。
だから、知識量や経験の多さというのは
持論や信念があるかどうかとは関係ない。
要は「そこからどのくらい深く考えられるか」
なのだ。
本をたくさん読んだからって
持論を持てるようになるわけじゃないし、
経験をたくさん積んだからって
信念を持てるようになるわけじゃない。
なりふり構わず知識や知恵を
吸収すればいいってもんじゃないし、
たくさん経験を積めばいいってもんでもない。
あるひとつの出来事が起きた時に、
とある一冊の本を読んだ時に、
それをどこまで自分の頭で
深くまで掘り下げることができるか。
信念や持論を持つためには、
いっぱい勉強して知識をつけるよりも
いろんなことを経験するよりも、
そこから何をどういうふうに感じるか、
つまり「知識や経験の量」ではなく、
「感度の高さ」のほうが
ずっと大事なんだろうと思います。
・お洒落な人
お洒落な人には永遠に憧れる。
私の思うお洒落な人の定義は
こないだの記事に書いたので割愛しますが、
一言で言えば「何かを自分で選ぶ力がある人」
とでもいったところだろうか。
ブランドものだから欲しい!でも
インスタで見かけて可愛いから欲しい!でもなく、
これは自分の好みだから欲しい!と思える人。
そんな人がすごく素敵に見える。
今は特にsnsが盛んな時代だから、
自分が本当にこれを可愛いと思ったのか、
それとも流行っていてsnsでよく見かけるから
可愛いと思い込んでしまっているのかは、
しっかり自分の声を聞いてみないと分からない。
そこをしっかり見分けられる人を、
私は素敵だなと思うのだ。
・・・
ここまで考えてみて思ったことは、
結局のところわたしは
「自分を持っている人」に憧れているんだな、
ということ。
流されやすかったり、
流行りに敏感だったりするよりも、
「私はこれが好き!」「私はこう思う!」と
しっかり自分を持っている人が
すごくキラキラして眩しく見える。
そう思っているからこそ、
私もそういうふうになりたくて
このnoteに自分の考えをまとめているのかも。
わたしもそうなれるように、
これからも自分のことを深く知る努力や
思考を深める努力をしていきたいな。
というわけで、おやすみなさい。🌛