恋に落ちた 香川 の魅力って
2th.May.2023
わたしが初めてこの街に足を踏み入れたのは
ちょうど2年前2021年6月のこと。
わたしは不安を胸に抱えながら重い
スーツケースを引きずるように引っ張った。
この20年間都会と呼ばれる県で育ち、
そこから出たこともなかったわたしだったが
どこか懐かしさすら感じるその街並みは
初めて来たはずなのに
温かく包まれるような感覚がしたことは
今でも不思議だ。
30分に1本走る昭和レトロな電車を
わたしはこの世で初めて見るかのように
目を丸く見つめていた。
わたしは今も旅するように暮らしている。
〈2年前10月〉
一人旅で訪れた小豆島の帰り道。
商店街のカフェでふと目についた雑誌を
手にとって1ページそっとめくると
その一説はわたしの胸を熱くした。
~暮らすように旅する。旅するように暮らす。~
あぁ、そんな生活素敵だな
その言葉は今も私を創ってくれている
そんな香川に惹かれて島を転々と移動しながら香川歴かれこれ1年半は経つ。
5月から次の旅オーストラリア🇦🇺に向けても 大好きな香川の魅力を紹介したい。
香川には24の有人島が存在する。
その中でも有名な島は
《直島》《小豆島》《女木島》《男木島》《豊島》など高松港から最短20分・最長1時間と
島へのアクセスが良い。
数多くの島が存在するが実は
島一つ一つが全く異なる印象なのだ。
例えば直島だとアートの島で有名だが壮大な
観光スポットというイメージに対し、
女木島はノスタルジックで静かな印象。
感じ方も人それぞれかもしれないが
香川には島へ行くと
そこにはまた別の世界が広がっている。
どこへ行っても自然豊かで美しい景観では
あるが切符をとればそれは海外そのもの✈️
香川は生活するのにちょうどいい。
高松周辺に住むと、商店街にはお店が密集してるため自転車で周ると景色の変化の移り変わりがよく感じられる。
そして都会すぎず田舎すぎず。
そのバランスが絶妙にいい。
何度か島に住んだことがあるが、
スーパーも病院もない環境は住むには
大変な環境だった。
反対に都会では人混みや高層ビルで疲れ、
見える景色に疲労困憊であった。
身近に自然がありつつ不便もない上
静かで穏やかに過ごせる街 それが香川。
香川に街歩く人はバイブレーションが
穏やかに感じる。
それは瀬戸内海の波たたぬ水面のように。
街に人はいるはずなのに空間や時が
静かに流れていく。
それはアートのように
余白を生み出す空間。
静寂を楽しめる空間なのだ。
わたしは恋した街を自ら離れる決断をしたが
きっとこの旅路は人生を豊かにするだろう
そしてぜひ一度は香川を訪れてほしいと思う。