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メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種の勉強法


今回は、2024年11月3日に受験したメンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種の勉強法について書きたいと思います。

あくまでも一個人の体験談になりますので、参考程度に読んでいただければと思います。

当日の様子はこちら

合格発表についてはこちら



勉強時間と期間

勉強時間

約100~120時間

この期間仕事はしていませんでした。しかし、うつ病の急性期→回復期への移行期であり、体調的にこの勉強時間が限界でした。

また、2024年3月にⅡ種を受験しており、Ⅰ種にも通ずるベースの知識がありました。

勉強期間

2024年6月~
約5か月

使用教材費

公式テキスト
2023年度の過去問

勉強方法

大まかな流れは
①テキストを読みこむ
②過去問を解く
③過去問の選択肢及び解説されている部分をテキストにマーキングする
④マーカーを引いた部分を中心にまとめノートを作りながら暗記していく。
⑤④と平行しながら、過去問を繰り返し解く
⑥論述問題の練習(実際に手を動かして書いてみる)
⑦まとめノートの暗記

という形で行いました。

①まずは出題範囲の全体像を把握、新しいワードや概念を知っていきます。しっかり暗記をしながらというよりは、さらっと読んでいくように進めました。

②過去問1周目
まだ細部を理解していない状態なので、正答率は低くても気にせず、とにかく解いて解説を読んで理解しました。

③過去問で選択肢及び解説されている部分をテキストにマーキングをしました。過去問で出題された部分は、再度試験に出やすいですし、論述問題としても問われやすい重要な部分です。分厚いテキストのなかで重要な部分が一目でわかるようになります。

④つぎに、マーカーを引いた部分を中心に、じっくり理解・暗記しながらまとめていきました。

⑤④と平行し過去問を繰り返し解いていきます。④でインプットしたことを使って問題を解くことで理解度を確認していきます。徐々に正答率を上げることを目標とし、なぜ他の選択肢ではないのか、間違っているとしたら正しい答えは何なのかというところまで答えられるまで反復しました。私の場合は大体過去問は4周ぐらいして正答率ほぼ100%までもっていきました。 

⑥過去問の論述問題を解いてみる
実際に解いてみると、その書けなさに驚きました。(私は最初2~3割しか書けませんでした。)
模範解答を見て解答のイメージをつかむこと、制限時間や文字数を意識して書く練習を行いました。

⑦まとめノート音読や暗記、キーワードの最終確認を行いました。

選択問題のポイント

基本的には過去問を完璧にしておけば、必要な得点を取ることは可能だと思います。

知識を得ておく以外に4択の試験の正答率を上げるために私がしている工夫を書いてみます。(作業療法士の国家試験でもこの考えで突破しました)

問題用紙の選択肢に記号をつけながら解いていくという方法です。

①過去問通り合っている→◎ 
 過去問通り間違っている→✕✕ 
 自信:100%
②テキスト通りあっている→○
 テキスト通り間違っている→✕  
 自信:80%
③間違っている箇所はなさそう→△
 テキスト通りではないけどあっていそう→△
 自信:50~80%
④わからない・知らない(見たこともない)→?
 自信:50%以下

選ぶ順序としてはこのような感じです。
◎or✕✕

○or✕





いくつも合っている(間違っている)ものがあるように見える場合は、上記の優先順位に基づいて判断します。

わからない問題は△や?で迷うことが多いと思いますが、◎や✕✕などを選択肢から外すことができていれば、すでにいくつかの選択肢に絞れているはずなので、正解の確率は上がります。

引っかけ問題は、部分的には合っているが、部分的に違うといったものがあります。(文の前半は合っているが、後半が違うなど)
1つの選択肢の中でもアンダーラインを引いて記号をつけながら判断していきます。

論述問題のポイント

論述問題はその採点基準が公開されていません。そのため、公式テキストに則って書くと得点を取りやすいかと思います。


松竹梅でイメージするとこんな感じです。

松:公式テキストの文言、言い回しそのまま使って書く

竹:必要なキーワードを繋げて自分で文章を考えて書く

梅:抽象的でも間違っててもいいので、関連しそうなことや知っていることを絞り出して書く


個人的には、論述に取り組む姿勢も大事だと思います。
選択問題で8割取ると仮定し、論述問題では基準の25/50点を取ればいいので、半分合っていればいいのです。また、美しい文章を求められているわけではありません。最低限意味が伝われば大丈夫です。
完璧に書くことは諦めて、多少間違ってても書いたもん勝ち!の精神でいきました。


それに、当日はかなりスピード勝負です。
反射的に書きたいことをまとめていかないと時間が足りなくなってしまいがちです。

私は設問を見て、大まかに書きたいことのスケッチ、必要なキーワードの下書き→本番の紙という順で書きましたが、途中で間違いに気づいて全部消して書き直すこともあり、かなり焦りました。それも含めて制限時間の5分前ぐらいに全て書き終わりました。

つまり、公式テキストに沿ってその文言や言い回しが頭に浮かぶ場合はできるだけその通りに書き、そうでない場合はわかるキーワードを繋げてとにかく1つでも多くの部分点がもらえるように書いていくことが大切かと思います。

おわりに

意外と大事な選択問題と論述の間の休憩の話

選択問題は早く正確に突破し、早めに退出することで論述問題に備えた確認・勉強が30~60分程度取ることができます。
出題範囲を全て細かく見直していくには時間が足りないので、私は下記に沿って重みづけをして確認しました。

①選択問題で出たテーマは論述でも出る可能性は低めなので軽く見直す。
②過去3~4年で論述問題で出たテーマは再度出題される可能性は低いため軽く見直す。

=選択問題で出てこなかったテーマかつ過去数年の論述問題でも出題されていないテーマを重点的に確認。

私はこれで大問2つとも的中させることができました。

気持ちをリセットするために温かい飲み物とチョコレート、外の空気を吸って軽く瞑想。
これも役に立ちました笑


受験される方がうまくいきますよう、応援しています!

お読みいただきありがとうございました。
皆さんにとって、素敵な一日でありますように。

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