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私のかなえたい夢
先日、長めの実家への帰省から帰宅し、徐々に日常の生活が戻りつつあります。
今年初の受診も終えて、ようやく主治医から正式に就職活動してもよいと許可がおりました!
負荷をかけすぎないように気を付けながら、マイペースで進めていきたいです。
今回はかなえたい夢について書いていこうと思います。
まず現在の夢に至るまでの経緯をお話します。
以前の投稿にも書いたことがありますが、
中学生ぐらいから一貫して
「誰かの役に立ちたい」
という思いを抱いてきました。
ちょうど学校の授業の一環で、病院での職場体験学習があり、リハビリ職を間近で見て体験したことで、「これがやりたいことかもしれない!」と思いました。
色々調べるうちに、リハビリには理学療法、作業療法、言語聴覚療法などがあることを知りました。その中でも、患者さんの身体面だけでなく精神面にもアプローチすること、作業を通して患者さんのと関わるところが、当時、絵を描いたり物作りが好きだった私にとってぴったりだと思い、作業療法士を志しました。
そこから大学に入学し作業療法士へ向かって一直線の生活。学べば学ぶほど、この仕事のことが大好きになり、一生をかけて深めていきたいと思えるまでになりました。
学生時代から数えるとこれまで約10年作業療法に没頭した時間でした。その中でうつ病を患い、とんでもなく辛い日々を過ごすことになりますが、一生懸命頑張ったかけがえのない時間でもあります。
それだけ思い入れのあった職業なので、今回の退職までは作業療法士へのこだわりがとても強く、それを手放すことはまるで自分が自分でなくなるような感じがしていました。
しがみついていたのだと思います。
大好きな仕事ができないことに絶望した私は、昨年の8月に大学の恩師に相談に行きました。
その時に言われたのが、
「作業療法士が、今は資格の1つに戻ったんじゃないかな」
という言葉です。
運転免許のように、持っていればいつでも運転することができる、でも運転しないことも自分で選べると。
作業療法士をやってもいいし
やらなくてもいい──
やりたいと思った時にまたできる。
その事が府に落ちた瞬間でした。
その気付きをきっかけに作業療法士という職種にこだわらず、できることを模索していきたいと思うようになりました。
まだ抽象的な段階ですが、
それでも現時点での私のかなえたい夢はこちらです↓
・「誰かの役に立ちたい」という原点はそのままに
・自分が作業療法士として働いてきた経験、当事者(うつ病、不安症、発達障害グレーゾーン)としての経験を活かして、支援者もしくはピアサポーター、一般市民として
・悩みや困難を抱える人に対して直接的に、あるいは間接的に(noteでの発信を続ける、本を出す、支援する人を支援するなど様々な方法で)関わり、サポートしていくことをしたい。
私は、自分がこれまでしてきた経験・学んできた知識はが、どこかで何らかの形できっと誰かの役に立つと信じています。
それは10年後、20年後かもしれませんが…
心の奥深くで、そうして誰かの力になることが、「自分が生まれてきた意味なのではないか」「これをやらずには死ねない」と思っています。
お読みいただきありがとうございます。
皆さんにとって素敵な1日になりますように。