ジャンキーストレート
一番はじめの自己紹介記事で、現在の自宅は中部国際空港からほど近い、というようなことを書きました。いちおう「市」ではあるものの、人口は6万人にギリギリ届かないぐらい(改めて統計を見ていると10年前に比べて増えてはいます)。「都会」か「田舎」かと言われると、思いっきり「田舎」に分類されるような気がします。高層マンションそんなにないし、コストコや大きなイオンは突如できるし。
そんな環境なので、ランニングコースについてはあまり制約がなく、自分のやる気と体力に合わせて好きなように設定できます。いちばん走りやすいのは、空港対岸のりんくう地区あたりでしょうか。信号もそれほど多くなく、歩道も確保されていて、なおかつ埋立地なので基本的にフラット。やる気がそれほど出ないときや時間がないときは、そこでサクッと済ませることが多いです。
やる気がある時には隣の街まで北上したりもするんですが、内陸部の丘陵地帯に足を運べば自然あふれる「ザ・田舎」な我が街とは打って変わって、目に飛び込んでくるのは物々しい雰囲気のコンビナート群。自動車専用の高規格道路にも「産業道路」という名前が付けられています。もっとも、自動車専用道を自分の足で走るのは道路交通法上アウトなので、脇道にそれる形にはなるのですが、その脇道がクセモノというかなんというか。
りんくう地区同様、埋立地を通る道路なのでフラットではあるんです。Google先生に計測してもらったところ、距離にして長くても片道で5kmぐらいなんです。何が問題なのかというと、
ずっと直線
2キロぐらい景色の変わり映えがしない区間がある
一般道へ逃げられるポイントがほとんどない
コンビニどころか自販機すらない
日陰何それ美味しいの?
生半可な気持ちで走ろうとすると撃沈するだけなので、思いっきりメンタルが鍛えられる場所です。この道路何か名前ないの?と思って色々調べたんですが、出てきた名前が(誰が呼んだか)ジャンキーストレート。
これまたGoogle先生に調べてもらうと、「知多半島一周のサイクリングで通った」というブログがわんさか出てくるので、愛知県の自転車(ロードバイク)界隈では随分浸透している名前のようです(2010年から使われていることを確認済み)。実際、すれ違うのはランナーよりもロードバイクに乗る人たちのほうが圧倒的に多いですしね…。
そんなジャンキーストレート、昨年は北海道マラソンの新川通対策として何度かお世話になりましたが、龍馬マラソンも10キロ近い直線が存在するらしいので、今年も早速お世話になってます。少しでも本番に役立てればいいんですが…。