新潟シティマラソンを走ってみた(レース編)
タイトルの通りレースの振り返りをする前に
少々コースプロフィールをば。
スタート会場は前編でも触れたとおり、新潟駅から少し離れた郊外にあるデンカビッグスワンスタジアム。
郊外から出発して新潟の市街地を目指して北上していき、信濃川にぶつかったら新潟駅と街の中心部を結ぶ萬代橋を目指すようなルートになります。街中にそびえ立つNEXT21で一旦折り返して萬代橋方向に戻り(ここで10km)、信濃川の左岸にぶつかったら日本海側に北上。みなとトンネルで信濃川をくぐって地上に戻ってくると15km。
ここでまた折り返してみなとトンネルをもう一度通り、今度は右手に日本海を見る感じで20km地点と中間点(計測マットなし)を通り過ぎ、ほぼ道なりで関屋浜まで移動。関屋分水路の新潟大堰橋が25kmポイントで、橋を渡って3㎞ほど西進。
3回目の折り返しを過ぎ、大堰橋に戻ってくるところで今度は関屋分水路の川沿いに入り(ここでようやく30km)、信濃川の堤防道路をひたすら南下。国道8号や上越新幹線の高架どころか北陸道の高架をくぐったところが35km。
ここで堤防道路から一般道に降りて国道116号の平成大橋まで北上。橋を渡って信濃川の右岸に移り、ふたたび堤防道路を北上して、信濃川水門を通ってやっと40km。あとは信濃川の左岸を通って新潟市陸上競技場でフィニッシュになります。
大会公式のコースプロフィールだと、高低差は新潟みなとトンネルぐらいであとはほぼ平坦、という印象だったんですが、差が目立たないだけでちょいちょいアップダウンが存在してました。前半は難なくクリアしていたんですが…
普段からろくにロングランができてない。
前週もハーフマラソンを(這々の体で)走ってた。
というわけで、自己ベストなとどいう高望みができるはずもなく、せめて8月の北海道マラソンみたいな惨状だけは繰り返さないように、ペースを抑えて走るというのが精一杯でした。
というわけで結果:グロス4時間13分 ネット4時間12分
4時間は越えてしまいましたが、何と北海道マラソンのタイムから40分近く短縮ができました!(もちろん過去最高の伸び幅)
いちおう1㎞平均5分55秒ぐらいなので、現状を考えればこんなものでは?という感じ。
30kmぐらいまでは5㎞28分ぐらいで順調そのものだったんですが、関屋分水路を走る頃から向かい風の勢いを感じ始め、北陸道の高架をくぐる頃には体力ゲージが真っ赤。35kmポイントで休憩もかねて一旦脚を止めた後は、次のエイドまで走ったり歩いたりの繰り返し。奇跡的にもも太郎アイス https://www.seihyo.co.jp/product/ice/momotaro/ をゲットできて、1㎞6分ペースで走れるぐらいに回復!
…と思ったら、調子に乗りすぎたのか40km越えたあたりで本当にエネルギー枯渇して両足痙攣。あと2㎞ぐらい持ってくれよ…と思いながら歩くだけで精一杯な状態でした。オーバーヒート気味の身体を冷やしてくれる、糖分も補給できる、喉の渇きも癒やせるというもも太郎アイスの万能さに感動しつつも、37kmエイドだけではなくて、(実は同じ場所にある)34㎞のエイドでも補給しておけば、40km以降の走りが違ったものになったかもしれません。
何はともあれ、今回の新潟シティマラソンでは(最後に脚は止まってしまったものの)、北海道マラソンの時とは違って、ちゃんと「マラソンした」という満足感と達成感がありました。あとは普段の練習でも3時間とか30kmぐらい問題なく走れるようになれば、4時間切ってフィニッシュしていたあの頃に戻れるような気がします。
最近のレース用シューズはASICSのマジックスピード一択なんですが、いいシューズなんだと証明するためにも1回はサブ4で走ってみたいです。
おわり