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【Googleマップ 離島巡回の旅】#15 長崎編 壱岐島(いきのしま)①
離島巡回旅之定
一、Googleマップを頼りに、徒歩経路にて名所巡り致す
一、名だたる名所は勿論、地図にて見出せる隠れたる場所もご案内仕る
一、お取り扱いする場所は、人の住む離れ島のみを定め申す
一、筑前(福岡)より肥前(佐賀・長崎)方面へ、反時計回りに巡り候
一、「💗」が50と相成れば、次なる島へ出発し、島が大きき場合は数度に分けてご紹介致す
壱岐島
” 神々の御業(みわざ)を仰ぐ、海原の孤島 ”
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■ 壱岐島までの工程(ルート)
(前回の離島絵巻)
■ 壱岐島(いきのしま)について
壱岐島(いきしま)は、九州は長崎の西方、玄界灘に浮かぶ小さき島にて候。古来より自然豊かで、歴史深き地として知られ、今もなお、多くの旅人が訪れる場所でござる。
一、壱岐島の自然
この島は、四方を碧き海に囲まれ、夏の頃には筒城浜(つつきはま)、大浜海水浴場、そして辰ノ島海水浴場の白き砂浜にて、海水浴を楽しむ者が集まり申す。これらの海辺は、海の透明度が誠に高く、シュノーケリングやダイビングにて海中の美しき魚を楽しむに最適にて候。
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画像提供:壱岐砂浜図鑑 https://ikibeach.com
また、島の内陸には緑豊かな森が広がり、ハイキングや自転車での巡り旅が、現代の人気となり申した。さらには、秋から冬にかけてはサーフィンも盛んに行われ、釣りも一年を通して楽しむことができ申す。
一、壱岐島の食べ物
壱岐島は、その海産物の美味にて名を馳せ申す。特にウニやイカ、タイ、サザエといった新鮮なる海の幸は、多くの旅人の心を惹きつけてやみませぬ。また、島にて育ちたる壱岐牛は、柔らかき肉質にて、多くの美食家を魅了いたし候。
さらには、壱岐島に伝わる酒造りの技法にて生まれたる壱岐焼酎、これもまた麦を用いた焼酎として、日本における最古の歴史を誇り申す。長き歴史を有しながらも、今もなお、全国にその名を轟かせ、現代の酒好きの者たちに愛され続け申す。
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©長崎県観光連盟
一、歴史と観光スポット
壱岐島には、神社仏閣が数多く立ち並び、古来より神々の御加護を賜りし地にて候。壱岐神社や月読神社、そして航海安全を祈ることで知られ申す猿田彦神社は、今もなお参拝する者の絶えぬ名所にござる。
さらに、原の辻遺跡(はるのつじいせき)なる弥生の昔より続く遺跡があり、発掘が続くこの場所にて、古代の日本の歴史に触れることが叶い申す。この地は、かつて「一支国(いきこく)」と呼ばれし独立した国として栄え、古代の栄華を今に伝え申す。
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©長崎県観光連盟
一、壱岐島の今
現代の壱岐島は、フェリーや飛行機にて容易に訪れることができ申す。博多港より出発いたすフェリーと、福岡空港より壱岐空港へ向かう飛行機が、旅の主要な手段にて候。
島の自然や歴史を楽しみつつ、島の新鮮なる食べ物や、温泉にて心身を癒すこともまた一興にござる。特に湯ノ本温泉など、旅の疲れを癒す温泉が多くあり、訪れる者の心と体を温め申す。
壱岐島は、昔も今も変わらぬ美しさと魅力を誇り、多くの人々に愛され続けている地にて候。現代の旅路においても、心穏やかに過ごしたき者にとって、まさに最適の場所と申せましょう。
■ 島の見所
◆名所壱 印通寺港(いんどうじこう)
三百六十度の眺望👇
壱岐島の南東部に位置いたすこの港は、妻ヶ島という小島が防波堤の役目を果たし、古来より自然の良港として利用されてまいりました。
奈良の時代には、遣唐使船がここに寄港し、室町の頃には、倭寇と呼ばれる者たちの拠点の一つとして賑わい申した。
やがて、江戸の世に壱岐が平戸藩の領地となりますと、この港は年貢の積出しや島外との往来の要所として栄え、さらには捕鯨の基地としても重きをなし、重要な役割を担い申した。
◆名所弐 マリンパル壱岐(まりんぱるいき)
三百六十度の眺望👇
壱岐の玄関口にて、朝採れたばかりの新鮮な野菜や魚介類を格安にて提供いたしており申す。地元の恵みを、訪れし者にも手軽に楽しんでいただける場所にてござる。
◆名所参 重家酒造(おもやしゅぞう)
三百六十度の眺望👇
長崎県は壱岐の島にて、麦焼酎と日本酒を醸造いたす酒蔵がござる。創業は大正十三年、長き歴史を持ち申す。
特に、壱岐の代表的な麦焼酎である「ちんぐ」が誇りでござり。また、上質なる水と壱岐産の山田錦を使用した最高級の日本酒、「よこやまSILVER7」や「横山五十」もおすすめにて候。
どれも香り高く、壱岐の風土を感じさせる逸品にござる。
◆名所四 松永安左エ門記念館(まつながやすざえもんきねんかん)
三百六十度の眺望👇
"電力の鬼"松永安左エ門氏を讃える記念館にて候。
明治より昭和にかけて日本の電力普及に尽力したその功績を伝えるための場所にござる。
入口には、彼が設立せし福岡市電の古き車両が置かれ、訪れし者の目を引き申す。
館内には、松永氏が生前に愛用した品々や、後藤新平や犬養毅から贈られた書が展示されておりまする。
また、壱岐の民俗資料を集めた「ふるさと資料館」も併設されており、当地の歴史と文化を偲ぶことができ申す。
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©長崎県観光連盟
◆名所五 石田天満神社(いしだてんまんじんじゃ)
三百六十度の眺望👇
◆名所六 ふうりん(ふうりん)
👑「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」掲載店
「ふうりん」は当地の豊かな山海の幸、その日の新しきままにお出し申す。季節折々、または仕入れの加減により、日々の膳立ては異なり候。この日味わいしもの、明日には再び巡り会えぬやもしれぬ、まさしく『一期一会』のご馳走にてござる。
主人自ら釣り上げたる魚をはじめ、こだわりの目利きにて選びし食材を、腕に覚えありし調理にて仕上げ候。皆様方のご来店、心よりお待ち申し上げ候。
◆名所七 錦浜海水浴場(にしきはまかいすいよくじょう)
三百六十度の眺望👇
広大なる砂浜にて、清潔かつ爽やかなる風情が漂い、ジェットスキーやダイビングなどの遊興も手軽に楽しめ申す。また、併設のカフェバーにては、カクテルや昼餉も用意され、心ゆくまでくつろぎのひとときを過ごせまする。
◆名所八 大浜海水浴場(おおはまかいすいよくじょう)
三百六十度の眺望👇
“奇跡の砂浜”と称される美しき浜辺、家族連れにも大層人気にござる。自然が守られ、漂流のゴミも見当たらぬゆえに、その名を得た次第。白き乙島灯台を除き、ほとんど人工の物は見られず、異なる世界に迷い込んだかのごとき風情。遠浅ゆえ、干潮と満潮にてまことに異なる景観を楽しめまする。
◆名所九 筒城浜(つづきはま)
三百六十度の眺望👇
壱岐随一の美しさを誇る白砂の浜辺、「日本の快水浴場100選」や「日本の渚100選」にも名を連ね申す。透き通るが如きエメラルドグリーンの海が広がり、さらさらとした白砂は足元に心地良く触れまする。夏の折には海の家が建ち並び、マリンジェットやバナナボートといった遊びも楽しめ、軽食や飲み物の売店、パラソルや浮き輪の貸し出しも整い、評判の高い海水浴場にござります。
◆名所十 ひいごし(ひいごし)
風や波の加減にて、白砂にも玉砂利にもその姿を変えるという、まことに珍しき浜辺にござる。
◆名所十一 グルメ宿&タラソ温泉 壱岐牧場
三百六十度の眺望👇
「グルメ宿&タラソ温泉 壱岐牧場」と申す宿屋は、壱岐の島にて営まるる湯宿にござる。壱岐牛なる珍しき牛肉を用いた料理をもてなし、さらに潮湯にて心身を癒すこと叶ふ場所なり。筒城浜の浜辺近くにあり、自然の風情と共に、新鮮なる魚介や壱岐牛の饗応を楽しむことができ候。此の宿は、都会の喧騒を離れ、静けき島の空気の中で、家族や連れと共に安らぎのひとときを過ごすに最適の場所なり。
◆名所十二 白山神社(しらやまじんじゃ)
◆名所十三 白沙八幡神社(はくさはちまんじんじゃ)
三百六十度の眺望👇
白沙八幡神社は壱岐七社の一つとして、筒城浜の近くに鎮座し、巨大な鳥居を目印といたす。鳥居には八幡大神の御使ひたる鳩が左右に鎮座し、神社を囲む森は県指定の天然記念物に相成り申す。江戸の世に平戸藩主・松浦鎮信公が三十六歌仙の板絵を奉納せられたことでも名高く、拝殿に掲げられし板絵は明治の頃、吉野鞆千代が描き奉りしものなり。
◆名所十四 海神社(かいじんじゃ)
◆名所十五 壱岐市立一支国博物館(いきしりついきこくはくぶつかん)
三百六十度の眺望👇
壱岐市立一支国博物館は、長崎国壱岐郡にあり候。近くに『魏志倭人伝』に記されし一支国の王都跡と伝わる原の辻遺跡があり、此の館には、壱岐島内の諸々の遺跡より発掘せられし古き品々、資料の数々を収め、展示仕り候。
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©長崎県観光連盟
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©長崎県観光連盟
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©長崎県観光連盟
◆名所十六 比売神社(ひめじんじゃ)
三百六十度の眺望👇
◆名所十七 原の辻ガイダンス(はらのつじがいだんす)
三百六十度の眺望👇
原の辻ガイダンスでは、様々な古代体験を提供いたし、語り場カフェにて休息を楽しむこともでき申す。また、古代にちなんだ品々も取り揃え、販売いたしております。
◆名所十八 原の辻遺跡(はらのつじいせき)
三百六十度の眺望👇
『魏志』倭人伝に記された「一支国」とは、まことに奇なる国にござり、その王都とされるは原の辻なる遺跡。紀元前2~3世紀より、紀元3~4世紀に至るまで、広大なる集落が築かれ、その広さおよそ一里(約1km)四方に広がり候。いまだ発掘調査は進みゆく中、3~4世紀に作られし不思議なる顔を持つ石や、交易にて栄えし家の跡、日本最古とされる船着き場も見つかり、古の歴史に新しき発見相次ぎ申す。
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©長崎県観光連盟
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©長崎県観光連盟
■ 次の目的地
次回 #15 壱岐島(いきのしま) ②を巡り候。楽しみにしておるがよい。
付録:大日本沿海輿地全図(離島巡回の旅)
【壱岐の麦焼酎が恋しくなりし方々へ】
名所参にてご紹介の重家酒造が醸す麦焼酎、この逸品、さてはAmazonにてお取り寄せが叶うと聞き及び候
ご自宅にて、壱岐の味わいを楽しむべく、ぜひ一度お試しあれ。(宣伝)
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■ 参考資料
「印通寺港」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)2024年9月17日10時(日本時間)現在での最新版を取得。
『壱岐砂浜図鑑』(https://ikibeach.com)2024年9月17日10時(日本時間)現在での最新版を取得。
「写真ダウンロード」『ながさき旅ネット』(https://www.nagasaki-tabinet.com/)2024年9月17日10時(日本時間)現在での最新版を取得。
『ながさき旅ネット』(https://www.nagasaki-tabinet.com/)2024年9月17日10時(日本時間)現在での最新版を取得。
『重家酒造』(https://www.omoyashuzo.com/)2024年9月17日10時(日本時間)現在での最新版を取得。
『【公式】壱岐観光ナビ』(https://www.ikikankou.com/)2024年9月17日10時(日本時間)現在での最新版を取得。
『味処ペンションふうりん』(https://www.pension-fuurin.com/)2024年9月17日10時(日本時間)現在での最新版を取得。
『壱岐牧場』(https://www.ikiboku.jp/)2024年9月17日10時(日本時間)現在での最新版を取得。