9/15:菅野スタルヒン超えの開幕11連勝。丸猛打賞。大城&尚輝で4打点。
こんにちは、すずです。
勝てばマジック点灯の原巨人。
東京Dで阪神との首位攻防3連戦です。
このカードも見所は↑の記事でもまとめています。合わせてチェックしてください。
試合結果
6-3で巨人が勝利し優勝へのマジック38が点灯。
勝利投手は菅野。開幕11連勝。
敗戦投手は高橋。2勝3敗。
セーブはデラロサ。13S目。
本塁打は阪神の近本が4号,5号。
盗塁は増田大が記録。自己ベストタイの15個目。1位の近本は18個。
試合経過
巨人はエース菅野が11連勝をかけて登板。
スターティングメンバーは坂本、松原、亀井、岡本、丸、中島、大城、吉川尚、菅野。連戦中と変わらないオーダーです。
阪神の先発は高橋。シーズン防御率は1.04。得意の巨人戦で菅野に投げ勝てるか。
スターティングメンバーは近本、梅野、糸原、サンズ、大山、ボーア、糸井、木浪、高橋。2番梅野、3番糸原の新打順。梅野は打撃好調ですが、キャッチャーを2番は珍しいオーダーです。
試合前から1-0くらいの投手戦でロースコア予想のこのゲーム。意外にも序盤から点の取り合いになりました。
1回表、先制は阪神。
1番の近本が8球粘ってヒットで出塁すると、梅野送りバントで一死2塁から糸原の先制タイムリー。0-1
一死1塁で得点圏リーグトップのサンズはダブルプレーで抑え最小失点で抑えます。
2回裏、巨人が反撃します。
5番丸、6番中島の連打で一死1,3塁のチャンスを作ると月間打率4割の大城でしたが見逃し三振。続く同打率4割の吉川尚がタイムリーを放ち同点。1-1
3回表、二死から近本が勝ち越しのホームラン。1-2
4回表、二死満塁のピンチを招きますが木浪を空振り三振でこの回無得点。
4回裏、岡本のツーベースで無死2塁から丸の同点タイムリー。2-2
5回表、一死から近本がこの日2本目のホームランで三度勝ち越し。2-3
さらに二死2塁でサンズを迎えますがギアを上げた菅野が空振り三振で抑えます。
6回裏、先頭の松原がライトへの深い当たりで迷わず二塁を攻めツーベースに。続く亀井のヒットで無死1,3塁。
4番岡本がセンターへ同点タイムリーで3-3。
丸もヒットで続き無死満塁。
ここで中島のところで高橋降板で岩貞に継投。中島を空振り三振に抑えますが、7番大城が初球を仕留め勝ち越しのタイムリーツーベース。5-3
7回からは巨人も継投。2番手は高梨。
先頭の9番小幡がボテボテのショート内野安打で出塁すると、続く近本はフォアボール。コントロールのいい高梨ですがこの日は狙ったところにボールがいきません。
2番梅野の初球はバントの構えも高梨の球は大きく外に外れます。続く2球目をバスターエンドランを狙いますが空振りで2塁走者の小幡も大城に刺され、一死2塁に。
このプレーで調子を取り戻した高梨は梅野をセカンドゴロ、糸原をショートゴロに抑え無失点。
7回裏、阪神は馬場に継投。三者凡退。
8回表、巨人は大竹に継投。4-6番の上位打線を三者凡退。
8回裏、一死から吉川大が四球で出塁すると代走増田大。
5番丸は三振に倒れますが盗塁成功で二死2塁。中島四球で二死1,2塁になり大城がこの日2本目のタイムリーでダメ押し。6-3
9回表、デラロサに継投。一死1,3塁の場面で2HR猛打賞の近本。
センターへ抜けるかというあたりをセカンド吉川尚がファインプレー。二死1,3塁になり最後は梅野を見逃し三振でゲームセット。
巨人が球団史上最速でマジックの点灯を決めました。
戦評
菅野は開幕から無傷の11連勝でスタルヒンと並び球団記録。
巨人は歴代名だたるエースがいる中で、一つ菅野がトップタイの記録を作りました。
巨人のエースについてはこちらの記事が人気です。
打順もハマっていますね。坂本は3-0で途中交代しましたが、2番の松原が1安打が貴重なツーベース。亀井も得点圏だと打率upして繋ぎました。
岡本も3-2で1打点。
丸4-3猛打賞、ナカジ3-1+1四球で2度出塁。
5-6番が8-5で出塁していて、打率4割の大城-吉川尚が7-3で4打点。
吉川尚(42-19)打率.452/出塁率.511、7打点、2盗塁
大城(36-16)打率.444/出塁率.474、12打点、3HR
この2人はかなりいいですね。
まだ今月半分残っていますが、後ほどせっかくなので現時点の月間MVP候補をまとめてみましょう。
それではローテの確認です。
引き分けと中止を挟み8連勝。阪神戦2戦目は予定通り田口が登板。
阪神側はローテを変更しガルシアではなく青柳が予告先発。
どちらも今シーズンはピリッとしない数字ですが、このカードでは共に1試合投げて防御率は田口が1.80、青柳が1.50。
意外と投手戦になるかもしれません。
9月月間MVP候補(野手編)
赤文字は上位3位、青文字は下位3位。
ぱっと見赤文字が多いのは打率ダントツ1位の吉川尚。出塁率5割超もHR0はちょっと寂しいか。
大城は長打率も高いが懸念は炭谷との併用での打数の少なさ。打席数ではなく打数で今回計算しているが17人中11番目と少し少ない。
8月のMVP佐野は今月も好調。シーズン打率でも首位打者の佐野は17人中2番目に多い54打数で1位の22安打。打点も2位の12打点。得点圏打率も2位の5割。
他には、打数最下位ながら広島のリードオフマン定着を狙う大盛が打率4位。阪神のサンズが打率は5位ながら(それでも.391)、6HR、長打率とOPSで1位。打率6位ながら安打数2位のDeNA梶谷。打率は3割を切るが6HR、19打点のオースティンなども可能性はあると思う。
せっかくなら大城や吉川尚に取って欲しいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!