9月月間MVP予想(セリーグ編)
こんにちは、すずです。
ここのところ本業が忙しすぎてなかなか記事を更新できていません。9月も最終日ということで、9月の月間MVPを予想したいと思います。
8月は投手が巨人菅野、野手がDeNA佐野でした。
投手
9月に活躍した主な投手の成績はこちら
先発投手では菅野、西、大野、秋山の4選手がノミネート。
菅野は開幕から12連勝とプロ野球タイ記録、同時に巨人の球団新記録を樹立。5先発でQS5回、多くのイニングを投げ月間37三振はトップ(9/29時点)。ただ被打率が2割を超えており、4投手の中ではワースト。完投や完封が0なのも気になる部分。
西と大野は完投や完封があり西は3勝1敗、大野は2勝2敗だった。特に大野は被打率.148、K/BB8.25、WHIP0.61と塁上にランナーを出すことが少ない投球。
阪神秋山は3先発と少ないがQS3回、何より防御率がトップの1.35。菅野に0.65も上回っている。
菅野が負けなしでイメージ的に強いが、細かな数値を見ると西、大野、秋山も可能性があると言える。
リリーフでは9投手をノミネート。
抑えでは阪神のスアレスが防御率0.64、2勝1H5S、被打率.116、WHIP0.57と活躍が目立つ。
1勝1敗1H4Sのヤクルト石山は奪三振率14.54も登板数の少なさと被打率.273、WHIP1.04がネガティブ。
広島フランスアは防御率0.00、奪三振率10.13、被打率.135、K/BB12.00、WHIP0.56と各指標高いが1敗と2Sしか挙げられていないことから厳しいか。広島はチーム戦績が8勝15敗2分と苦しんだだけに勝ちパターンの投手の登板は少なかった。
セットアッパーでは中日祖父江が1勝6H、防御率0.00と活躍。WHIP0.40は今回ノミネート選手の中でトップの数字。
5Hの巨人高梨(防御率0.90)、ヤクルトマクガフ(防御率0.96)はともに10に近い奪三振率を記録。被打率.235、WHIP1.18のマクガフがやや劣るか。
他にも防御率0.00、2勝3Hの阪神岩崎、12登板で防御率0.84の巨人中川、リリーフで3勝2H、奪三振率13.50、被打率.083の巨人鍵谷が候補。
菅野が少し疲れてきたかな。投手は誰が取ってもおかしくないくらい混戦している印象です。
野手
続いては野手です。12選手をノミネート。球団別で最多は巨人の4、次いでDeNAの3。
現時点(9/29終了時点)では打率トップは梶谷。今月あと1試合を残し41安打、5HR、24得点、7盗塁と大活躍。ただ得点圏が.200と悪目立ちする。
先月のMVP佐野は今月も安定して高い数字。得点圏.429も高評価。
巨人の吉川尚は打率3位と健闘も本塁打0がちょっと寂しい。5本塁打7盗塁の梶谷の方が優勢か。
他にも6本塁打で長打率、OPSで1位の坂本や、5本塁打、21打点、出塁率2位、OPS3位、得点圏で唯一5割を超える岡本あたりが有力。
梶谷が月間MVPを獲得した場合、2015年3・4月度以来5年以上ぶりの受賞になる。
最後に
9月も残すところ1試合。ペナントレースは巨人独走で進んでいますが、タイトル争いはこれから更に熱くなると思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
戦評ブログも頑張って更新します。