月報Okishima Life 民泊湖心スタート編 冬
深呼吸するだけで気持ちがよい。
冬の沖島の空気はとにかく澄んでいます。外に出て深呼吸するだけで気持ちがよい。なんでだろう。車が走ってないからなのか。
一度で良いので騙されたと思って深呼吸しに来てみてほしい。そう、琵琶湖をそばで感じながら。深呼吸だけでいいんです。
と、思う沖島の冬です。
2020.1
2020年開幕はプチ新年会から好発進。
年明け早々、知り合いのみんなが泊まりに来てくれることに。沖島が初めてな人も何度目かの人も。途中から沖島の方々までも合流して下さり、プチ新年会なる楽しい時間を過ごせました。
干物屋が来てくれたので、みんなで干物作りを教えてもらいました。
合い間の散策時間。
その時に撮ってくださったいい感じの写真たち。(その一部)
1月の空気感、。こんな写真、また撮りに来てもらいたいもんです。
この日は島の人も合わせて総勢20名程集まった賑やかな新年の幕開けとなりました~~。またやりたい!!!
今年は準備段階から手伝わせて頂くことができました、沖島左義長。
沖島左義長は、本番1週間前程から最後の準備が始まります。竹を取りに行ったり、上部に見える色とりどりの半紙を切ったり。各家庭では吉書さんを書いたり、段袋を作ったり。
吉書:男の子の字の上達を願う 段袋:女の子の裁縫の上達を願う
竹取り。切り出して船に積んで船から降ろす。けっこう大変です、。
吉書さん。
左義長前日、皆さん総出で立てます。
順番に組み立てていき、このような形になります。
いい日になった当日。元服の子の代わりに宮世話の方々が務められます。
今年も無事に終わりました。最後は島側(豊作)か湖側(豊漁)どっちに傾いたんだったかな。。
漁師見習いに入る前に短期研修を。
漁師見習い(長期研修)に入る前に漁師がどんなものなのかを少しでも体験してからでも遅くないということで最終決断をするため、短期研修をさせて頂きました。
(詳細は次回漁師見習い編でお伝えします~!)
短期研修最終日の写真。何かを掴んだいい時間だったのには間違いない。
全然関係ないのですが、1月に初めて自分で作ったニゴロブナの煮付け。美味しかったなー。
2020.2
湖魚美食研究会さんたちとご一緒させて頂いた。
琵琶湖の魚を食べ尽くすツアーということでうちに泊まって下さり、汀の精でご夕食を頂かれたこの日のお客さん御一考。お声がけ下さり、夕飯をご一緒させて頂ける事に。いざ汀の精に行ってみると、まさかまさかこれでもかと舟板テーブルに並びきらないほどの湖魚料理たち!皆さんに交じりまずは料理の写真をパシャパシャ。ご飯にありつくまで20分程経ってました(笑)。
この日は忘れもしない、特別な夕飯となりました。
ビワマス刺身、二ゴロジョキサラダ&酢味噌和え
各種佃煮、二ゴロ煮付け、ハス
モロコ南蛮漬け、鯉こまぶし
鮒ずし、鮒ずしの飯を使ったピザ
鯉鍋
他にも何品かありましたが、食べるのと湖魚話を聞くのに夢中になっていて、写真を撮り逃していました、。
とりあえず言えることは、汀の精さんは沖島ならではの湖魚のバリエーションの豊富さであり、鮮度抜群の湖魚が味わえるお店なので来島の際はぜひ!
ごちそうさまでした!&ありがとうございました!
湖心にも獅子舞がやってきた。
毎年船に乗って沖島に来島される山本源太夫組伊勢大神楽が今年も沖島に来島されました。今年はぜひうちも竈祓いの祈祷と獅子舞を奉じて頂きたいと思い、玄関を開けて待たせていただきました。
その日ご宿泊のお客さん、たまたま通りかかられた観光のお客さんたちと共に獅子舞を見物させて頂きました。1年に1度、いいもんですね。
噛んで頂きました。
最後は広場での見物。おみごとでした。
今回はここまで
民泊が始まり、おおよそ1年が経過しました。島の方々、お客様、支えて下さっている皆さん方あっての湖心です。無事に、楽しく、管理をさせて頂けたことに感謝しています。ありがとうございます。
そしてこれを書いている現在はすでに2022年1月。もうすぐ3年が経とうとしています。このようなご時世なので、やむなく御宿泊受け入れを止めたり規模縮小したりですが、静かに丁寧に運営は継続させて頂いています。
今後も湖心(こしん=湖の真ん中=琵琶湖の中心)に沢山の方が訪れて頂けますように、。
次回からはついに漁師見習いが始まります!
では、また!