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できたできたの積み重ねで胃袋を掴む金沢のごはん屋さん。イイトコvol.5
なんだかやる気が出ないとき
モヤモヤがたまって凹んだとき
あなたはどうやって元気をだしますか?
おいしいものを食べる!
食いしん坊のわたしは、これに尽きるかなって思ってます。
イイトコさがしマガジンvol.5は
「胃袋をつかまれる」ってこういうことかと実感中のお店の紹介です。
おいしいご飯を間違いなく食べられるところ
それが「進もうスタンド」さんです。
金沢の中心街にある小さなお店。
インスタで情報発信されてます◎
@susumostand
クッキー缶を開ける前のように
今日は何が食べれるかなって
ワクワクしながら店内に入る。
そうすると、頭の中は食べることでいっぱい。
何に悩んでたんだっけって思う。
***
わたしと店主のりえさんは、前職場が同じ。
調理スタッフだったりえさんが作るごはんは、本当に本当においしい。
パパッと、手際よく作る。
手から何か出してる?と思ってしまうくらい
りえさんの作ったご飯は何かが違う。
盛り付けだって、わたしがしたのは、なんか映えない。
でも、りえさんに手を加えてもらうと、それぞれが生きる。
鮮やかになる。
お皿の上の野菜やごはんたちが「食べてー」って訴えるように変わる。
クリエイティブな人ってきっとこういう人。
まさに「憧れの魔法使い」
(リアル占い師でもあるんですよ!)
***
そんなりえさんは、わたしにnoteを教えてくれた人でもある。
そして、もっと書くことを楽しみたい、文章を書きたいという想いを後押ししてくれるきっかけも作ってくれた。
わたしはりえさんの表現する言葉が好きだ。
わたしには到底思いつかない、言葉と言葉の組み合わせ。
料理での表現と同じくらい、メリハリや鋭さがある。
独特の例えは、いつも魅力的だ。
じゃないと動詞+名詞で進もうスタンドなんて、店名なかなか思いつかない。
(一度聞いたら忘れられない)
店内にはそんな、うふふが散りばめられてる
***
「毎日幸せ」と笑うりえさんに何が一番たのしいかと聞いたら
誰とも比較されないこと。
自分のペースで、遅くも早くもできる。
できたできたの積み重ねを感じられることかな。
時間が味方をする。
一日一日を積み重ねてきた人の言葉は力強い。
そんな人に
「最近書く文章変わったね。前はアルバムに写真をキレイに並べるみたいに収まりのいい文章って印象だったけど、最近は違う感じ。何かいいことあった?」
って言われたから、飛び上がるほど嬉しかった。
自分で道を切り開いてきた人の言葉。
この先、わたしが目指しているものを
イメージできると言ってくれた。
本当にそうなると思ってしまう
実現できるかなって自惚れてしまう。
あなたに言われたから。
***
その日の朝、行きつけのお肉屋さんで仕入れてきた
挽きたての豚肉で作ってくれたタコライスを
引き締まった筋肉のウーバーイーツの人たちが
小さな店内で肩を並べて食べていて
昨日も来たのに
「日替わりがタコス弁当って聞いたから〜」って
2日連続で買いに来ちゃう人がいて
「あるだけください」ってまとめ買いされちゃう
固めの食感のカトマンズ風プリンを食べられた日。
ベトナムやラオスで売ってそうな
薄くてビンのふちまでこそげ取りやすいスプーンで食べ進めると
下からあふれるカラメルの海に浮かぶプリン。
食べることは楽しい。
食欲という、本能のスイッチを押される。
モノトーンだった気持ちも
ロリーポップのようにカラフルになれるトコ。
「進もう」ってきもちになれるトコ。
それが進もうスタンド。
書いてたら、ほらまた、食べたくなってきた。
次は具がギッシリ詰まったブリトー食べるって心に決めてます◎
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