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大学の基礎的な数学科目を受けた感想 その3 確率統計

こんにちは、これが80本目の記事となったすうじょうです。(毎日投稿が意図せず昨日から崩れたので挨拶を変えました)さて、今回は大学生になってすぐに受けた基礎的な数学科目について教科ごとに、当時を思い出しながら感想を言うシリーズの3回目をやっていきたいと思います。今回は確率統計(統計基礎)です。

前回までの感想は以下の記事です。

確率統計(統計基礎)

次に、大学数学の基礎科目の中で教わるかどうかが分かれるであろう確率統計(統計基礎)について話していきます。調べていないので分かりませんが、情報系が専門か統計をやるならほとんどの人が学ぶのではないかと思っています。内容としては、大学や学部によって若干ぶれると思いますが、私の場合は以下の内容でした。

高校数学「データの分析」の復習(平均、メジアン、モード、相関など)
回帰・最小2乗法
確率の基本と様々な立場
離散・連続型の確率変数
離散・連続型の確率分布
分布関数
期待値と分散
2次元確率分布
独立な確率変数
ベイズの定理
大数の法則
二項分布
正規分布
モーメントとモーメント母関数
ポアソン分布
母集団と標本
標本平均と標本分散
中心極限定理
カイ2乗分布
t分布
推定の概要
推定量の性質
母平均の区間推定(母分散が分かっている場合・分かっていない場合)
母分散の区間推定(母分散が分かっていない場合)
検定の概要
平均の検定(母分散が分かっている場合・分かっていない場合)
分散の検定(母分散が分かっていない場合)

方針によっては、一部習う内容が多い、少ないなど異なることがあると思います。しかし、私が受けた授業の概要はこのような感じだったと思います。私自身は、カリキュラムの都合上仕方がなかったのだと思いますが、推定量や検定量が一部しか取り扱わなかったり、母分散の有無について一部取り扱いませんでした。

感想としては、大学で数学系の講義を受けるのに慣れてきていたので、特に困ったことなく、学んでいけましたが、確率統計は本質を掴みにくい教科だったので、復習には当時苦労しました。講義の内容としては、ガッツリと理論に踏み込むことはせずに、とりあえず統計を使える・できるようにという風でした。なので、細かい証明等については、ほとんど各自で確認する形でした。全体的に覚えておかなければいけないことがたくさんあったので、大変だったのを思い出します。しかし、検定については、定型文というか方法がある程度決まっていたので、少し楽しんで取り組むことができました。高校数学でデータ分析で取り組んだ内容は薄かったことを感じました。そして、数学Bの統計分野にあたる内容を学ぶことができてよかったです。微積分に感じた印象が全体的に大きく変わりました。統計は自分でさらに踏み込んでみたいなとも感じました。

以上が私の感想です。今後は、常微分方程式、離散数学などの感想を順に話していく予定です。では。

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