New 数学教育の探検家

新しい数学教育を探求するとある教員です。 自分が今,学んでいること・児童,生徒に伝えた…

New 数学教育の探検家

新しい数学教育を探求するとある教員です。 自分が今,学んでいること・児童,生徒に伝えたいことを発信していこうと思います(^_^) 社会が変化していく中で,どのような数学教育が必要なのでしょうか?(もしくは,数学教育は必要ないのかもしれないが)よろしくお願いします!

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初めての投稿:数学教育に対する問い

はじめまして。ある学校で数学教員を務めている探検家です。 今日は,これから記事を作成していく中で 明確にしていきたい「問い」を示していきます。 新学習指導要領文部科学省から平成29年に新学習指導要領が告示され, 現在の情報社会を背景に小・中・高の教育が変わろうとしています。 数学科では,「数学的見方・考え方」を働かせ, 「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力,人間性」の三つを柱とした資質・能力の育成が目指されています。 また,小・中には「データの活用

    • 2年ぶりの投稿

      この2年間転勤と引っ越し続きで忙しく 記事を作成できていませんでした。 2年間培ってきたことを共有できればなと思います✨ テーマは主に数学教育。他にも学級経営やICT活用,働き方改革についても 発信していきたいと思います! どうぞ末長く見守ってください!!

      • 令和3年度全国学力学習状況調査小学校算数の結果

        こんばんは。今日は先日公表された全国学力学習状況調査の小学校算数の結果の中身を見ていきたいと思います。 まず,大問1では日常生活の問題の解決を図る文脈の中で速さの意味や時刻を問う問題が出題されました。その中で,注目したい問題は,(3)と(5)の設問です。(5)では速さの公式を用いて,時速540kmで走るバスが2700mを進むのにかかる時間を求める式を問われました。この設問の正答率は85.2%で,多くの児童が解くことができていました。一方,(3)では速さを求める式と商の意味に

        • 調査問題活用の参考資料

          久々の投稿になります。 今日は先日,文部科学省国立教育政策研究所から配布された調査問題の活用の参考資料について書いていきたいと思います。 調査問題の活用の参考資料については,以下から。 この活用の参考資料には,令和2年度に実施される予定であった調査問題を使用した授業アイディア例が示されています。小学校算数と中学校数学においては,子どもと教師の対話形式で授業の様子が示されており,重要なポイント等が非常にわかりやすく書かれています。 例えば,中学校数学の「三角形から四角形」の

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        初めての投稿:数学教育に対する問い

          全国学力学習状況調査について

          前回は,「数学を学ぶ意義」について考えていきました。 しかし,数学を学ぶ意義は多方面から検討できるものの, 今後の社会を生きる子ども達が,学ぶ必要があるのかどうかを 明らかにすることは,できませんでした。 そこで,本記事からは,具体的な内容を基に数学を学ぶ必要があるのかどうかを考えていきたいと思います。 本記事は,全国学力学習状況調査から検討していこうと思います。 全国学力学習状況調査は,「義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から,全国的な児童生徒の学力や学習状況

          全国学力学習状況調査について

          数学を学ぶ意義は?

          こんばんわ。 今日は,「子ども達が数学を学ぶ必要があるのか」という問い について考えていきたいと思います。 数学は,社会においてあらゆる場面で活用されています。 科学や工学ではもちろん,身の回りの電化製品,自然の摂理,経済活動, あらゆる日常生活や社会の中で数学を用いることができます。 そのため,今後の社会を生き抜く子ども達には,「数学を学ぶ必要がある」という考え方があります。これは,実用的な必要性です。 また,数学は十進位取り記数法にはじまり,ユークリッド原論など, 文化

          数学を学ぶ意義は?