仏の笑顔でCQを叫ぶ鬼 #20230401
Ⅰ:埼玉県、いいすね。
二週間ぶりの晴れの週末とのことで、埼玉県比企郡吉見町にある「吉見総合運動公園(JA-1163)」での #POTA活 と相成りました。
ほとんどのPOTA登録公園(POTAスポット)は今まで行ったことのない場所の公園なのでいつも新鮮な気持ちで運用するのですが、今回の吉見総合運動公園も同じく初来訪のPOTAスポット。埼玉県というか、荒川の土地利用方法、こういうの多いよなあと思うのですね。地理的な学識がほとんどないのでアレですけれども、荒川の河川敷ってとても広い印象。以前に訪れた熊谷の「荒川大麻生公園(JA-1177)」もこういう雰囲気。荒川の名前の通り、かなりの「荒い川」だと思うので、この規模の河川敷を形成するぐらいに大暴れだったのでしょう。多分ですけど、こういう立地の運動公園は川が大氾濫した時の遊水池として使用されると思うので、この風景もいつか変わってしまうし、こういう場所ほど県が管理するよなあ、つまり、POTAスポットとはこういう公園を前提として遊ばなきゃいけないなあと思うのでした。
■50MHz(6m)SSB■
・7L2SRU/1
・7K1BAE/1←2回目の交信でした!TNK!
・JK1SPQ/1
・JI1MNE/1←8回目の交信でした!TNK!
■430MHz(70cm)FM■
・JJ1PJZ/1
・JK1IDS
・JE1JCF←3回目の交信!TNK!
・JP1GIW/1←2回目の交信でした!TNK!
・JF1IGK←16回目の交信!TNK!
・JF1GHY
・JI1OMM/1←5回目の交信!TNK!
・JK1UAV←2回目の交信でした!TNK!
・JK1SJI/1
・JR1XAM/1
以上、14局の局長さんとの交信となりました!ありがとうございました!
Ⅱ:今日の50MHZ
はい。本日の6m。ロケーションが河川敷、土手の下ということもあって、電波が飛んでないなー感がすごかったです。まあ、僕のCQの出し方が下手というのもあるとは思うのですが、結局、1回しか声かけしてもらえなくって、6mの「面白さ」を改めて再発見。容易じゃないから6mを選んだ、そんな無線家人生なのです。結局、午前中のみの6m運用となった訳ですが、意外とCQ出されている局が多くて感動。これからのハイシーズンに向けてもっと賑わってくるんだろうなあー。
RIG:YAESU FT-891M
ANT:DIAMOND HF6CL
Ⅲ:今日の430MHz
50メガ帯を爽快をもって諦めて午後からは430に上昇。土曜日は午後を回ると格段に違法・無法クソモービルトラック野郎が激減するのでCQ出されている局も盛んになりますからいいですね。POTAに興味がある局長さんと出会えたり、今年の3月に開局された局長さんの初運用と遭遇したりと、アマチュア無線もとい #ム活 はやはり人と人との出会いだよなあと満足のいく運用となりました。もちろん、おまいつさんの局長さんとの安定の交信もあり、「え?大岩山とか行くんすか!」というフレンド局さんの新たな運用スタイルを知ったりと、最高な一日となりました。
RIG:YAESU FTM-6000
ANT:PockeTech ANT078(8エレ八木)
Ⅳ:50Wのエグみ。出会いと別れの春。
POTA活をする上で大事なことの一つは「その公園で10QSOする」という「アクティベート(活性化)」だと思います。もちろん「数ではなく質」という意見も「おあり」でしょうが、それだけではないよナと思っているので、どうにかして「行った公園は一回で活性化させたい」。
その手段として必要なことは無線設備の充実、つまり「出力アップとアンテナの強化」しかない。POTAは場所(ロケーション)を選べないので。
とはいえ、僕的には最大出力6WのYAESEのFT-818NDでも十分に楽しんでいたし(icomのID-52も所有しているけれどもそれだけでは僕の運用スタイルでは不十分でした!)、それで十分じゃろと思っていたのですが、とあるご縁で「出力アップ化」を前進させることができました。つまり、新しく無線機たちを導入したということです。
今回導入したのはYAESUのHF/50MHzオールモード機のFT-891Mと、同じくYAESUの2m/430FM機のFTM-6000の二台。ともに50W機となります。
本日、POTAで二台とも運用してみた感じたこと、特にFTM-6000でのパワーの差というのは余裕を生むのだなあということ。
例えば、本日、プチパイル状態になっていた局に声かけ一発でピックアップされたのはパワーのおかげだと思うけれども、それによりピックアップされるまで待機する時間が大幅に減少することが大きな収穫だと感じました。
待ち時間の軽減。一つ取り逃せばアクティベート失敗することが有り得るPOTAにおいては、どれだけ数多くの局と交信できる時間を作出できるのかが大きなポイントとなります。ロケーションのいいPOTAスポットではCQを出していけばどうにか10QSO、アクティベート達成できますが、ロケーションの悪い所では聞こえてきた局を取りこぼさないことが大事。6Wと50Wの差はそういうところに現れるなあと思いました。
細かいRIGの特徴などはまだ実践投入したばかりなので全然分かりませんが、いかにFT-818NDが良い無線機だったのかが強調されてしまって、少しだけ複雑な気持ちになったりもします。慣れの問題もあると思うのですが「弁当箱」への愛着というか、やはり、可愛い無線機だなあと思います。多分、これから、今の移動運用スタイルではFT-818NDの出番はほぼないでしょう。わざわざ、6Wに落とす理由はないからです。ただし、今後は移動運用スタイルの多様化も視野に入れているのでゼロではないとは思いますが、まあ、登山とかする場合は「ID-52」を選ぶだろうなあー。
あ。それと話はちょっと変わりますけど、50MHz(6m)は基本的にはPOTAには向いているとは言い切れないバンド(周波数帯)なので、6mをやるときはロケーションを選ぶし、POTAに縛られないスタイルでやると思います。6mとPOTAをあまり一緒くたに考えないようにしています。6mは6m。POTAは430をメインに、という感じ。つまり、新しい無線機を導入したことで無線の幅を広げることに成功する・優勝するということです。
FT-891Mで無線の幅が一気に広がり7Mも視野に入れました。FTM-6000で430を主軸とした50WでのPOTA活はより充実し、ID-52は登山運用などの可能性を示唆しました。そしてお別れとなるかもしれないFT-818NDですが、実は自宅でのFT8運用機になる予定です!実際、うちの自宅からどれだけ電波が飛ぶのかは微妙なのですが、FT8なら可能性があるかも?という感じ。とりあえず、自宅FT8が818で楽しめる状況になったら、移動運用再導入の可能性があるので、これから色々と試行錯誤してみまーす!