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Jasso海外留学奨学金(大学院)書類準備  

今回はJasso海外留学奨学金(大学院)書類準備について詳しく書こうと思います。私は韓国の大学院に留学したくて、この奨学金に応募したので、書類作成の情報が若干韓国寄りのものとなっております。他国の大学院を希望される方とは多少異なる部分もあるのでご了承ください。


この奨学金の概要について知りたい方は、こちらのnoteをご参考ください。(。•̀ᴗ-)و ̑


始めにお伝えしますが、この奨学金は他の奨学金に比べてかなり時間と手間のかかる奨学金です。準備しながら何度心が折れたことか…。
応募されるかたは早め早めの準備と忍耐力を持って書類準備に取り組んでくださいファイトദ്ദി( '-' )!!!

--応募書類一覧--


①応募者の顔写真(JPEG形式)

証明写真をスキャナーで読み取って、JPEG形式に変換し提出しました。

②願書ファイル

Excelファイルに自分の情報を入力します。特に問題なく進みましたが、唯一分からなかったのが、大学での学位名です。(学位名は例えば [学士(工学)]のように書きます。)所属大学のホームページで探したところ小さく書いてありました。

③留学先大学の情報(第一志望~第二志望)

留学希望先は最大2校まで選択できます。②と同じように、Excelファイルに志望校の情報を入力しました。

④記述書類 3点

・業績等について (A4一枚)
大学や交換留学先の大学でどんな活動をしたのか、大学院に進学したいと思ったきっかけなど具体的に書きました。

・研究計画及び修了後の進路計画書(A4一枚)
大学院での研究計画を詳細に書きました。

・日本社会への貢献について(A4一枚)
日本と留学先の国、両国に貢献できる人物だということをアピールできるように大学院で学業以外にどんな活動をするか、将来どんな仕事をしてそれが日本のためにどう役立つかを書きました。

⑤代表論文の抜粋(A42枚)

卒業論文がある人は卒業論文から抜粋した2ページを、ない人はその他の論文や授業のレポートを提出します。
私がこの奨学金に応募した時は、大学4年の9月でまだ卒業論文が完成していない時でした。そのため、どうすればいいか分からず絶対違うよな~と思いつ未完成の卒論の初めの2ページを提出したのですが、特に問題は無かったようです。不安でしたら、Jassoに問い合わせてみると安心かなと思います。

⑥留学先大学根拠書類

②で入力した留学先の情報が正しいことを裏付けるために、志望大学のホームページなどで情報を探し、それをスクリーンショットして貼り付けるという書類です。この書類が応募書類の中で一番時間がかかるので、早めに取り組むことをおすすめします。( ¨̯ ;)
これは以下9項目ありました。
・英文大学名+現地語大学名
・留学先大学院の住所
・取得学位名
・所得予定学位に関する備考(無ければ空白で提出してもいいそうです。)
・学位取得期間 
・語学要件 
・留学先大学の概要(私は大学HPの大学説明をスクショして載せました。)
・在籍過程の概要(私は学科の授業科目一覧をスクショして載せました。)

このように作成します(英文大学名の例)

jassoホームページにこのように作成してくださいという見本があるのですが、それと全く同じような情報を探すのが難しく(特に留学先大学の概要と在籍過程の概要)、これでいいのかな…?と戸惑いながら作成しました。
9項目の情報を全て探すのがかなり難しいですが、血眼になって探せば志望大学のホームページのどこかしらに載っています。どうしても探せなければ、志望大学院に直接問い合わせるのも一つの手かなと思います。

⑦留学先大学からの入学許可書(コピー)

応募時点で入学許可を得ている人だけ提出します。

⑧パスポートか在留カードのコピー


⑨語学運用能力試験の証明書(コピー)

留学先の大学の使用言語によって提出するものが異なります。
・英語---TOEFL iBT95点、又 は IELTS 6.5以上の証明書
・英語以外---ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)C1レベル以上の語学試験の証明書公式サイトが掲載するCEFR相対表←重要☆
※語学能力試験の公式サイトが掲載するCEFR相対表が存在しない場合は代わりに、下記の言語運用能力証明書(様式イ)を提出します。

私は韓国語能力試験(TOPIK)の成績表を提出したのですが、調べた限りTOPIKが公式で出しているCEFR相対表が無く、ネットで拾った参照表を添付しました。そうしたら、それではダメだと書類提出後にjassoさんから不備の連絡が来て、追加で様式イを再提出しました( °ᯅ° )

言語運用能力証明書(様式イ)*必要な人だけ
自分が提出する語学試験の言語が母国語であるorその語学を使って仕事をしている人にお願いし、サインをもらうという書類です。つまり、自分で作成するのではなく誰かに頼んで作成してもらう書類です。
私は韓国留学中にお世話になった教授にお願いし、サインをしたものをメールで送って頂き、それを提出しました。地味に手間がかかる書類です。

⑩大学卒業(見込み)証明書

日本語の卒業見込み証明書を提出しました。

⑪学業成績証明書

応募時が大学4年の9月だったので、大学4年前期までの成績証明書を提出しました。
※成績証明書がGPA表記が無い場合やGPAの最高値が4.0基準でない場合、下記の「GPA計算書」(様式リー1.2)を提出します。

GPA計算書(様式リー1.2)*必要な人だけ
この書類の例に従って、自分でGPA最高値4.0の成績表に変換するという書類です。
私の大学の成績証明書はGPSに対応していなかったため、追加でこの書類を提出したのですが、これがすごく大変でした。様式リ-2に科目名をひとつずつ入力する欄があるのですが、Excelの入力欄がとても入力しずらく本当に時間がかかりました。
書類提出後、自分の大学にGPA表記で成績表を発行できないか尋ねたら、個人的に言ってくれれば可能とのことだったので始めからお願いすれば良かったのに~と後悔しました…。(´;ω;`)
皆さんの中で私のような方がいらっしゃったら、一度大学に尋ねてみてください。

⑫推薦書提出台紙

大学在学生は指導教員または大学職員2名の推薦書が必要になります。(既卒生は2名のうち1名が指導教授または大学職員の推薦書)私は大学の指導教授の先生と交換留学生時代にお世話になった先生にお願いしました。先生方もお忙しいので、前もってお願いしておくと良いと思います。

推薦書は推薦者が直接提出します。(応募者は推薦書提出台紙のみ提出します。)手順ですが、まず、応募者がJassoサイトで応募者事前登録を完了すると、メールで推薦状提出先のリンクが送られてきます。そのリンクを先生にお伝えし、推薦書を作成、提出して頂きます。
記憶が定かではないのですが、推薦書には基本情報の入力する欄と推薦理由を文章で書く欄がありました。形式や文字数は自由なので推薦者の先生にお任せという形になります。私がお願いした2人の先生は文章が長かったり、短かったりとバラバラでした。

以上が応募書類の全てとなります。

書類不備の場合
締め切り後、書類に不備があった場合、事前登録したマイページに連絡が来ます(メールで通知も来ます)。私も書類不備があり、「2日以内に再提出してください」と連絡が来ました。
募集要項には書類不備の人は審査対象外になると書かれていますが、万が一書類不備があっても急に不合格にはならないので安心してください。

最後に
分からないことがあったら、Jassoさんにメールか電話で問い合わせてみることをおすすめします。私も何度も問い合わせし、そのたびに丁寧に返答を頂きました。また、締め切りが近づいてくるとメールの返答が遅くなる、電話がつながらないことがあるため、なるべく早めに問い合わせすることをおすすめします。

また、この記事は2024年度の募集要項を基に書きました。年度によって提出書類が異なることもございますので、詳しくはJasso留学奨学金(大学院)の公式サイトでご確認ください*♬೨̣̥


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