今日の山田君 〜思うこと〜 52
過去の自分の視点をいまに。
ピース又吉さんのYouTubeチャネンル「渦」
"又吉直樹が考える新社会人になる人たちに伝えておきたいこと"
テーマについての答えを100個挙げれば3つくらいはいい答えがあるだろうと言った流れで始まったもので、又吉さんの視点や絞り出した答えが意外性があっておもしろい。
96/100 過去の自分の視点を考慮する
劇場に立つとき、客席のいちばん後ろに14歳のお笑いが大好きだった頃の自分を立たせてみる。
14歳の自分はそれをみて何と言うのか。
笑うのか笑わないのか。
面白い試みだと思うのか、
そんなことしなくていいと思うのか…
特色のある各年代の自分に頼って太くしていく。
その年代の自分の視点がいまの自分の助けになることもある。
18歳の自分、23歳の自分、28歳の自分、32歳の自分といったように。
環境や物事に対する考え方、勢いや頑なさもいまとは違ったりする。
そのときに持っていた視点がいまの自分を支えてくれることがあるのだとこの動画を見て知った。
いまは持つことのできない、いつの間にか薄れてしまったその当時の視点を過去の自分が教えてくれるというのは、なんだか不思議な感覚だけど、それは頼もしい味方でもあるなと思った。
アウェーをホームに
子どもが少年野球をはじめたとき、親も子どもも知らない人ばかりで、野球のルールも知らないし興味もなくて完全にアウェーだった。
学校も違うから共通点が少なく、野球の話題にのれずに苦戦した。
それから8ヶ月経って、いまだに野球の細かなことはわからないけれど、同じ時間を過ごすなかでチームの人に興味が持てるようになって、共通の話題ができるようになった。
5年生の7月という中途半端な時期に入ったのだけれど、息子もいまでは和気あいあいと過ごしている。
野球の時間以外もゲームで繋がって賑やかでうるさいほどだ。
新しい場所に入っていくとき、わからないことばかりで不安になる。
完全にアウェーだなと感じる。
それを同じ時間を共有することで少しずつ関係性を築きホームへと変えていく。
同じ時間を過ごすことで関係性は深まっていく。
最近、チームのなかでハブの役割を担っていそうな保護者の方に持病と最近の体調について話してみた。
ここ最近は体調に波があるため、急に動きが取れなくなったときのためにと、その人には話しておくことにしたのだ。
全員と等しく仲良くしなくても、距離感の近い人が何人かいればどうにかなるものだ。
あとは手が足りなそうなところを手伝ったり役割を担ったりしていくうちに、いつの間にかホームになっていくのだと思う。
文脈の理解
「私の所に来たからと言って、苦手な部分が、魔法のように改善されることはありませんよ。 でも、あなたは苦手な所がある代わりに、得意な事もいっぱいあります。 その得意な事を生かしていけば、苦手な部分が少し軽減出来るかも知れませんよ」
「私に得意な所があるのですか?」
「もちろんです。 少なくとも、私はそのことを理解しています。 あなたは全体をとらえることは苦手ですが、部分を細かく見る力はとても優れています。 細かく見る優れているからこそ、全体が見えにくいこともあります。」
「細かく見てしまうから全体が見えない」
自分は全体像をつかむのが苦手だ。
全体が見えないのはただ不器用なのだと思っていたけれど、細かなことに意識が向いてしまうという特性なのだと理解した。
たとえ2000時間であろうが、20000時間であろうが、この道を歩めばどこかに繋がっていると思えば、大して苦にはなりません。
やっても無駄だと言われたり、どこを歩めばよいのか分からないのとは、まったく気持ちが違います。
私には、私の道があります。
ゆっくりだって、へっちゃらです。
決して、人と比べる必要はないのですから。
苦手なことでもやりたいならやっていけばいい。
自分のペースでやればいい。
「進んで行けばどこかに繋がるかも!」って思えることは希望でありみちしるべなのかもしれないな。
文脈の理解とは?と気になって調べたらたまたま見つけたこのブログ。
読んだらなんだかあったかい気持ちになって得した気分だ♪
子どもが伸びるとは何か?
子どもを伸ばすとは何か?
と気になってしまったけど、この問いはまた今度にしとこう笑