『COMOREBI』

初老を迎えました。年寄りの下っ端。老いるのを楽むためにどのように味わっていくのか、その記録。 『BOKETTOを味わう』実験室 http://suttontonplus.com

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マガジン

  • 個人的な収納箱

    忘れっぽい自分用の収納箱として

  • 日常のあれこれ

    その月ごとの雑多な記録。

  • 湖のほとりにある書庫

    読書記録を納めるそんな場所です

  • 足のしらべ

    官足法や千島学説について記録。 また、足への疑問や発見など好奇心の赴くままに書いています。

  • 今日の山田君

    取り留めのない思いをつづる。

最近の記事

  • 固定された記事

日常の反芻

過ぎ去りし日々。 所詮人にはひとを育てること(内面的な成長)や変えることなどできなのだと、子育てや雇用を通して痛いほど身に染みている。 環境がその厳しさによって人を鍛錬させるし、心を通わせ、大きく育てる。 環境が先生ではあるけれど、同じ場でも時期によってがらりと変わるからタイミングを逃さない思い切りのよさが必要なのかもしれない。 循環と停滞。 おまえはどうするの? 環境はいつも試してくる。

    • 占いから今後の行動計画を

      忙しさにかまけてnoteには書けていませんが、最近はひょんなことから関係性が深まったりして、陽気な人たちのなかにいるので活気をいただいております。 さて本題。 以前からしいたけさんの占いを読むのが好きなのだが、なぜ好きなのか最近ちょっとわかった気がした。 たぶん隠れヤンキー気質があるから つまり自分と同じ部分があるから好みなんだと思う。 「ぜったい損したくないから、くそったれな世界を味わい尽くして楽しんでやるぜ」と心の片隅でわりといつも思ってる。 書いていて思ったけ

      • 5月

        情報や雑貨小物など特定の何かを目にしたときに誰かの顔が浮かぶことがある。 その人はこんな反応するんじゃないかしら?と目に浮かびわくわくしてくる。 届けたくなる。 答えあわせがしたくなる。 少し前までは人に何かをあげるのが好きなのだと思っていたけど、どうやら違うみたい。 完全に自分の楽しみのためだった。 一種のゲームでもある。 「外れたか!」となったときでも、その体験が自分のなかに蓄積される。 だから予想外の展開も本当の意味でのハズレではない。 変わり種のものやふざけたも

        • 3cmとなまけもの

          4月に書いていてそのままだったもの。。。 小規模のお店が好きで日常的にりようしている。 町のクリーニング店 行きつけのクリーニングやさんに夫の礼服を出しにいったとき、店主の方が「また着られますか?」ときいてきた。 「実は、腹回りが大きくなってボタン?フロントフック?が閉まらないそうで…」とこたえると、スラックスのシワの入り方できつくなっていることがわかったそう。 「3cmまで出せるのでそこまで出せば入るようになると思いますよ」と店主はいった。 どの部分にシワが寄り、

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        • 雨やどり
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        記事

          染織家、コマと鼻の奥、視覚の奥行き、薔薇と野獣、⁑胸椎⁑(メモ帳)

          雑記。 胸椎1番…コマの持ち手の部分のような感覚で 「鼻の奥を閉める」‥… 下に空気が落ちていくように抜けていくのがおもしろかった! 口の形だけでこんなにも勝手に息が抜けていくのか!と驚きだった。 いろんな使い方ができそうだと思った。 腹がたったときにも効果があるのか、自分にその機会がきたときに試してみようと思う。

          染織家、コマと鼻の奥、視覚の奥行き、薔薇と野獣、⁑胸椎⁑(メモ帳)

          桜色とももいろぞうさん

          さくら色嵐のような天気の翌日、快晴ではあるけれど少しひんやりとした空気をまとっている日。 犬の散歩をしていると桜の木が薄ピンク色の花に彩られていた。 彩られているというより"包まれていた"に近いかもしれない。 桜の花びらってなぜか気持ちが和らぐ。 その感覚が他の花と違うものだったので、なんでだろうなぁと不思議に感じていた。 ふと、あることを思い出した。 シュタイナー系の幼稚園では先生のエプロンや窓をおおっている布も淡いピンク色、さくら色だったなぁと。 母(生み出すもの)と

          桜色とももいろぞうさん

          占星学

          個人的な学習用として。 自分の中のさまざまな性質を統合するための実践練習の一部であり、潰れないように潰さないように合わせていく練習でもある。 ふわっと手をあわせる。 【メモ】 土星・・・天秤座では、暗黒への恐怖と激しい感情にまきこまれること、破壊力への恐怖を刺激する。(P166)   →妹に投影 ♦︎思いつき 食事のときの所作を変えてみたらどうなるだろう?   →感情と欲望を抜いて所作に集中して食べてみるとどうなるか。 ♦︎気をつけること 行うことばかりに気をとられない

          武田双雲さんからの松浦航大さんからの成田悠輔さん

          好奇心の芋掘りをしました。 おもしろかった!! 右側の方は最初表情がかたく、緊張感が伝わってくるほどだったけれど、だんだんとほころんできて表情が生き生きしていく様もおもしろかった。 右の方はゆるみはじめたら最後までゆるみが持続しているけれど、一見気さくそうな左の方は一瞬その瞬間はゆるむけれど、またもとに戻りゆるみきれない感じがした。 でも後編の最後は自然体のめちゃくちゃいい笑顔が出てました♪ 早雲さんといとこが重なったのだけれど、それはなぜかなぁと考えてみた。 変なよ

          武田双雲さんからの松浦航大さんからの成田悠輔さん

          本と感情と体と

          土木のおっちゃん タバコが吸える昔ながらのガソリンスタンドの待合室で居合わせたおっちゃんと世間話をしていた。 電子タバコを吸っていたそのおっちゃんは配慮のためか、私がタバコを吸うか嫌ではないか、と尋ねた。 家族に電子タバコを吸う者も昔ながらのタバコを吸う者もいるので大丈夫ですよ、と私はこたえた。 土木の仕事をしているそのおっちゃんは、昔ながらのタバコのにおいが嫌でたまらないという。 当時はタバコを吸わない事務員さんが煙とともに事務所の中にいたけれど全く気にならな

          本と感情と体と

          煌めき

          とある日の記憶。 数ヶ月ぶりに訪れた美容室で、ある本のタイトルと佇まいが気になった。 入り口すぐそばの窓に立てかけてあって、日に焼けてくすんだ表紙のその本は、煌びやかな側面を持ち合わせていた。 本の内容がおもしろくて自分でも購入した。 私の持っているこの本は、あの佇まいは持ち合わせてはいない。 真新しくてまだ初々しさが放たれている。 美容師さんは町の小さな本屋さんで見つけたらしい。 待ち時間にパラパラと読んでいたら、「トウモロコシ」のページに釘づけになった。 美容

          手 〜触れる*委ねる〜

          手について この絵の手を見て、優しい手とは「何かを動かそうと手」ではなくて、「そっと添えるような、ふわっと沿うような手」なんだなと思った。 優しさとは体温が伝わること すぐそばに居る 包まれている(包まれていた) と実感できること なのかもしれない。 手にまつわる雑記 子どもが冬休みの宿題で余らせた半紙をラッピング用紙の代わりに使ってみた。 任期2年の役がもうすぐ終わるので一緒に役をやった人たちへ、その記念に。 同じイラストの雑貨小物をデザイン違いで。 当初そ

          手 〜触れる*委ねる〜

          効果的でおもしろかったこと

          一度忘れ去るための備忘録。 ◾️胸元にはぴょん吉を 胸郭のストレッチをするよりも、「ぴょん吉が居る」と思って過ごした方が何千倍も効果があっておもしろかった。 猫背気味になっているときに「胸元にはぴょん吉がいる」と思い出すだけで、胸郭が広がり、肩甲骨が後退して肩が下がりゆったりとした体勢になる。 最近、力仕事が多いのでそのときにも「ぴょん吉と居る」ようにしている。 10リットル強のバケツをそれぞれ両手に持ち歩いているとき比べてみたら背骨を意識していたときよりも、負荷を感じに

          効果的でおもしろかったこと

          畢竟 〜とある関係のある言葉〜

          繋がりと連なり。 《個人的なメモ》 畢竟おもしろかった!!! これからが楽しみになる言葉も見つかった。 上記のnoteを読んでいてはじめて目にする言葉があった。 妙に気になったので探してみることにした。 畢竟依 親鸞とつながって、なんとも言えない記憶に残る文章に出会った。

          畢竟 〜とある関係のある言葉〜

          新年

          今年もさまざまなことがあると思いますが、目の前のことに集中し、淡々と、どんな状況であろうと「やることはやった!もう悔いなし!」と思えるように日々を過ごしていきたいと思います。 身内に悲しみごとがあったとき、義父が無邪気な孫たちの姿を見て、その子らの存在を救いだと言っていたことを思い出します。 社会の雰囲気にのみこまれずに、目の前のこと、その瞬間を味わっていれば、一時は滞ることがあったとしても、いずれ解けて流れていくのではないかと思うのです。 以下雑記。 年末と年始に負

          アラン 幸福論

          2023年12月 三省堂書店神保町本店にて 村井章子さん訳の幸福論に出会った。 幸福論 アラン 著 村井章子 訳 訳者あとがき 77 友情 (1907.12.27) 86 健康を保つ技術 (1921.9.28)  心が平静だとしてもふつうは一文にもならないが、健康によいことだけはまちがいない。幸福な人は、世間から忘れられても平気である。死んでから40年もすれば、名誉の方から探しにくるだろう。だが、病気は名誉欲よりも内に秘めているだけに厄介である。病気に最もよく効

          アラン 幸福論

          「踏み込む」と「立つ」

          日常的に車を運転するのだけれど、あるときアクセルを踏み込んだときの自分の身体の状態に、ふと「なぜだろう?」と思った。 アクセルを「踏む」 アクセルを「踏み込む」 どちらの表現も使われていると思うが、私は後者。「踏み込んで」いる。 合気道でいえば技をかけるのではなく、正しい身体の動きの結果が技がかかるという状態であるということを考えると、足だけで踏み込んでいるのは違うのだろう。 実際踏み込んでいる私は、右脚に力が入り両膝が内側に入り股関節も窮屈そうだ。 たぶん身体も前に

          「踏み込む」と「立つ」