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tamaki311
「伝わった」を目にした瞬間
昨日あった小さなお話。
「おもしろ」センサーが付いている次男は、おもしろそうなことをしているとサッとやってきて、スッと横取りしていく。
愛嬌があるからなんとなく許せてしまうのだけれど、今日はモヤっとしたから言ってみた。
「横から急に入ってきてさ、楽しいところ持っていくのってどうなの?せめてやる前に聞いてくれない?」
次男は「ふぅ〜ん」と興味のない顔をしている。
それならばと例えてみることにした。
「お母さんがプリン食べようとスプーンにすくって口に入れようとしたら、急に◯◯(次男)がやってきてパクッと食べたらどう思う?」
ものすごく驚いた顔をしていた。
鳩が豆鉄砲食らったかのようなそんな顔。
人の言動にあまり反応しない次男とは思えないそんな姿だった。
「それはダメだわ!」
と言っていた 笑
プリンが好きだったから伝わるものがあったのだろうか?
今まで、人に伝わるようにと話してきたつもりだった。
でも、本当に「つもり」だったんだろうなと思った。
伝わるとあんな顔をするなんて知らなかったし、こっちまであまりの反応の違いにびっくりしてしまった。
話す相手に寄せていたつもりだっただけで、相手の言語で話そうとはしていなかったのだと初めて気づいた。
例えて話すこと。
その手応えを初めて感じることができた日。
日常の中にある些細で特別な日だ。
「例えるのが上手くなりたい」
素直にそう思えた瞬間だった。
今日もあなたが心の安らぎと幸福感に気づけますように♪