冬のベランダビオトープが寂しくなってしまったときは
1月中旬。1年でも最も寒い時期がきた。
ベランダにあるビオトープは植物のほとんどが枯れ、メダカたちも底に留まりじっとしている。
その様子はご覧の通りで、ビオトープを眺めていてもあまり楽しくない。
冬でも元気な生き物を入れるとか、常に青々とした水草を植えれば解決できるかもしれない。
でもこの寒さである。東京とはいえベランダに長くいるのはさすがにしんどい。
ここで発想の転換である。ビオトープの外を賑やかにすればいいじゃないかと。
睡蓮鉢は枯れていてもベランダの常緑樹たちは枯れていない。冬でも葉が落ちない植物をまとめてビオトープを覆ってみたらどうだろう。
実際にやってみた。
睡蓮鉢の後ろにレモンやカラー、ローズマリーを配置してみた。この写真だと少し広く見えすぎるので、もう少し近づいて切り取ってみる。
するとどうでしょう。ビオトープに生命の賑わいが戻ってきたように見えてきます。水面に反射するカラーのおかげで緑の挿し色も入っている。
レモンの葉っぱごしに見たビオトープはこんな感じ。
どうしてこんな単純なことに気づけなかったのだろう。
と、しばし自己満足に浸りながらビオトープ眺めていると、この寒さでもところどころに生き物の気配も伝わってきて。。。
春の七草でおなじみのセリ。水面から小さい葉を出していてかわいらしい。
これは枯れたミソハギの茎。よく目を凝らしてみると。。。
クモの糸がかかっているのが見えた。
こんな寒さの中でも人知れず活動する生き物がいる。自然のたくましさにしみじみ思いを馳せるのも真冬のビオトープの楽しみですね。
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