恐怖の館とおもしろフラッシュ
初めてのインターネットは小学校のパソコン授業。
授業と言っても、50分間のうち半分くらいは自由にパソコンを使っていい時間だった。
インストールされていた「一太郎スマイル」の中に、日本語とローマ字が書かれた隕石がこっちに向かってきて、ぶつかる前に書かれている文字をタイピングし、隕石を破壊するゲームをよくやってた。このゲームのおかげでローマ字が覚えられた。
パソコン授業がきっかけでパソコンを触ることが楽しくなり、放課後にもパソコンで遊ぶことができるパソコンクラブに入部した。(当時は自宅にパソコンが無かった)
クラブと言うからには何か有意義な活動内容があったと思うが、遊んでた記憶しかない。
当時、クラブ内で流行っていたのは「恐怖の館」と「おもしろフラッシュ」。
恐怖の館では「ウォーリーをさがさないで」で心臓が止まりそうになり、「赤い部屋」を見終わった後、実際にポップアップが出てきて戦慄していた。
おもしろフラッシュでは笑えるものもあったが、中にはエロい雰囲気のサムネイルのもあって見てみたいけど、友達には見られたくないと葛藤していた。
どちらも今ではフィルタリングに引っかかりそうな内容だが、当時は特に規制されてなかった。
今、この2つのサイトを調べてみたら、おもしろフラッシュはまだ残っていた。恐怖の館は別のサイトがヒットし、当時の内容のサイトはなくなっていた。
Adobe Flashが今年中に開発を終了するらしいので、おもしろフラッシュもいずれなくなってしまうのか。少し寂しい。