見出し画像

「配慮がなくなる」とは

ある友人は、自分自身のことで一杯一杯だ。
私も、自分自身のことで ’今は’ 一杯一杯だ。

だからこのようなコミュニケーションが起きた。
ある友人に対し「何でこんなに配慮ないのかな・・・」と辛くなってしまったお話。

大体先月までは、友人からLINEでの愚痴は受け入れられていた。
今月に入って、友人の職場での愚痴やネガティブなLINEを読むことが辛くなってきた。

理由はわかっている。
「私自身が安定していない」からだ。

その友人を悪くいうつもりはない。
友人のLINEというのは「今日職場で〜」とか「こんなことに興味ある」とか、ふつうの話題だ。
以前は、友人からの連絡は面白く感じ、どんなことがあったのか、話題が気になったし、むしろメッセージを待っていた。
気軽につながり合えている関係性にも嬉しさも感じていた。

今は・・・それがしんどい。
私が離れた職場の人間が出てくる話題や、今後の夢の話など。
どうしたものか・・・。

そんな時、ある本に出会った。
鶴見 済(つるみ わたる)さんの「人間関係を半分降りる 気楽なつながりの作り方」だ。

著書の中で、私を救った言葉がある。

第一章 友人から一歩離れる

「人間関係を半分降りる 気楽なつながりの作り方」鶴見済著

私はこの章のこの言葉だけに救われた。より詳細に本書は書かれているが・・・今の私の状況で求めている言葉、はこの一文が相応しかった。

はっきりした性格の私は友人に早速伝えた。
「今は前職の愚痴を聞いたりするのが辛い。こんな自分ではまずいので少し時間が欲しい。」という感じ。(・・・ちょっと自分を偽ってるけれど・・・。)

友人は了承してくれた。
その瞬間、気持ちが楽になった。

友人からLINEが来るたびに思っていた。
「この人、こんなに配慮なかったっけ・・・。」

配慮とは「気を配ること」

私も今は不安定、友人も一杯一杯。
2人とも「配慮できる時じゃない」
こんな状態じゃ、その状態も辛いし、関係性が壊れるだけだ。

’今は’離れよう。
私は、私自身が安定することが先。

配慮し合える関係に、またいつか。