RJI探求 ③
お疲れ様です。これで一区切りになるように書いていきたいと思います。
前回では筋肉疲労がRJIの低下を引き起こしていると考えました。
そこでふと思いました、
少ない接地時間で高く飛ぶことを目指すんじゃなくて、ctとjhの相関係数が-1に近しい状態を維持する事を目指すべきなのではないか。
もちろんアキレス腱の硬化は大きな反発を得られるが、体幹や中・大臀筋が疲弊していけば反発を推進力に変えられず、後半の失速や無駄な動きに繋がりそうだ、と
また、
ctとjhの相関係数はそのまま推進力の変換効率としてみなせることができる、あるいは体幹や中・大臀筋の能力としても。-1に近いと着地のエネルギーを推進力へしっかり持っていけているわけで、体幹などもそのエネルギーを分散していないということ。
つまり新たなベクトル【筋肉疲労】が大きく関与している事を知りました、
プライオメトリクストレーニングは反発の貰い方や一時的なアキレス腱の硬化に作用するが、冬季練では不適かもしれない。
それよりも高負荷のトレーニングで腱や筋肉の質を上げた方が良さそうです。
これらの知見から冬季練習を考えます
冬季練習前期
ウエイトトレーニング 50
臀筋、体幹、足首周り
やや短時間の振込動作 10
長距離トレーニング 40
冬季練習中期
ウエイトトレーニング40
臀筋、体幹、足首周り
やや短時間の振込動作20
長距離トレーニング 40
冬季練習後期
ウエイトトレーニング20
臀筋、体幹、足首周り
やや短時間の振込動作30
超短時間の振込動作 10
長距離トレーニング 40
冬季練前期は体幹と腰回りの筋肉を重点にウエイトトレーニングをしていく。
→相関指数が-1の状態を維持する力をつける
後期になったら成果を確認し、アキレス腱の硬化や断面積の肥大化を目的にウエイトやジャンプ系のトレーニングを入れていく
→アキレス腱の質を高めRJIを高める
冬季練明けは閾値ペースで乳酸閾値を高め、徐々にポイント練習の質を上げていき高校総体に望みたい。
いずれにも長距離練があるのは筋肉の肥大化を抑制するためです。
細かな練習内容はまた友達に聞いてやっていきたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
また面白いことがあれば随時更新しますのでよろしくお願いします。