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LD(書字障害)の診断を受けるまで

1.長男の発達について

長男(現在10歳)は全体的に発達がゆっくりでした。3歳の時に言語発達遅滞、協調運動障害
と診断されてました。
なんとなーく、集団行動が苦手で言葉が遅い。
そして1番は不器用。

そんな事もあり、療育に通ったり通級に通ってフォローして頂いていました。


2.小学生になってから

小学2年生になった頃、授業参観で見た周りの子供達の字の上手さに驚きました。
そこからディスレクシア、ディスグラフィアという言葉を知り長男はこのディスグラフィアなのでは?と思うようになりました。


長男は読みは得意でしたが
漢字が書けない
字の大きさがバラバラ
小さい「っ」「ゅ」などの言葉を書くのが苦手
という特徴がありました。



3合理的配慮について

書字に関する合理的配慮は2年生の頃からお願いしていました。
①ノートはまほらノートという書きやすい物の使用をお願いしました。
枠からはみ出て書いているので特に効果はあるか分かりませんが何度もリピートしてます。

②鉛筆のシャーシャー✏️という音が苦手、鉛筆だと線が潰れてしまうという事だったので、消せるボールペンでお馴染みのフリクションを利用しました。

③自学ノートもプリント利用を許可してもらいました。また、スクールカウンセラーさんがおすすめしていた公文の図形モザイクパズルをやる事も自学の代わりにさせてもらいました。

④夏休みの課題提出はパソコン利用を可にしてもらいました。毎日の授業では、本人が嫌だという事でタブレットでのノートテイクはお願いしませんでした。



⒋診断を受けるまで

3年生の春頃から動き始めました。
保育園時代に通っていた施設に連絡をして困っている事を相談してみました。
そこから、検査をしてみましょう。という事になり約1年かけて検査をしました。(予約の関係で時間がかかりました)

検査の内容はまたいつか書けたらいいなと思っています。


診断の日。
ディスレクシアは診断が難しいと聞いていたので、特に何も言われずに終わるかな?と思っていたのですが検査してくれた先生が、細かい検査結果を主治医に提出してくれた事もあり

LD(書字障害)と診断されました。
ついでに、自閉スペクトラム症とも診断されました。自閉スペクトラム症に付随しての書字障害とも言われました。他にも感覚過敏もあると診断され、生活をより良くするために無理に頑張らずに道具を使って生きていけるように…と先生のお話を私と本人で聞いて帰ってきました。



診断を受けて、本人は特に何とも…という感じでしたし、私もそうだろうなぁ…という納得感だけでした。ただ、ADHDかな?と予想していただけに自閉症と言われた事は驚きでした。長男、次男どちらも自閉症という事になり…なかなか愉快な家族構成となります。

自閉症と診断されて数日、特に変わりなく生活していたのですが長男に対して余計な小言を言わなくなった気がします。
診断された、されないは既に合理的配慮をされているので特に変わりはないと思っていましたが、親の心理的な面でメリットだなと感じます。


これから中学校、高校受験と進む中で困り感は増えていくはずです。就労にも影響していきます。本人が生きていきやすい方法を試行錯誤しながら探していきたいです。


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