【中国日誌】1129日目 24.9.27
今の行動が、結果として、現れてくるまでには、時間がかかる。因果のタイムラグである。それは行動が内向きか、外向きかで、そのタイムラグに差が生じるのかもしれない。外向きの行動の場合、外界が直接呼応して、すぐに反応が生じ、その影響が、波紋のように広がる。行動が増幅されるため、結果として認識されるまでに、そう時間はかからない。一方で、内向きの行動、即ち、勉強だとか、自己啓発といったものは、それが、身体の中だけで、反響しあうが、外に漏れ出る量は、非常に小さい。ゆえに、すぐさま、結果としては、認識できないのである。確かに、身体の中では、何かしらの大きな変化は起こっている。しかし、その変化の部分は、見ることはできない領域であるため、認識することが、困難である。変化の全貌を捉えるには、体内内部が観測できる器官が、体中の細胞に遍く張り巡らされていなければ、困難である。細胞で分割された複数の世界の集合体である身体は、一くくりの外界を、見るようにはいかないのである。ゆえに、変化を捉えることは、非常に、困難である。変化の反響がミクロゆえに、増幅され、遍く細胞に行き渡り、そして、それが、外界へ影響を与えるまでには、長い時間を要する。細胞間の反響の周期がズレていれば、上手く共鳴できず、外界に影響を与えるほどの、衝撃にはならない。内向きの行動の結果というのは、内部で生じているために、観測困難であり、私たちの言う、結果というのは外界で生じ観測可能な事のみをさすため、観測可能となるまでに、時間がかかる。よって、地味に感じたり、効果がないように見えたりするのである。しかし、それらは、錯覚であり、内向きの行動も、外向きの行動も、どちらも、同等の結果が生じているのである。感覚的に生じる結果の差は、見えるか、見えないか、結果をどう定義するのか、によるものである。ゆえに、地味に感じる、習慣も見えないだけで結果が、出ているのである。観測困難な、結果に感謝を。
朝4時に起き支度と日課。8時に出社。18時前に退社。ご飯食べて、21時半に寝た。