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R4年度宅建試験合格【0歳3歳のママでも独学で一発合格できた勉強法】

今年5月末に第二子を出産して2児の母になったアラサーの素敵ママなるぞー(@sutekimama_naruzo)です。

今回は育児家事の合間どのようにして勉強して宅建試験に合格できたかを中心に私の合格体験談をまとめていきます。

💓受験の動機💓

私は知らないこと、新しいことを学ぶことが好きです。世界が広がって見える世界が変わるからです。

子どもができる前の20代は仕事が多忙で休日もあまりなく馬車馬のように働き続けてきました。そのため、その頃はなかなか自分の学びのために時間を使う余裕がありませんでした。

産休、育休に入り、家事育児に追われつつもスキマ時間に自由な時間を手に入れました。その時間を有効活用して自分の学びのために時間を使うことが、スキルアップにつながるだけでなく、家事育児の息抜きにもなり、毎日がより充実するようになりました。

では、なぜ宅建を勉強しようと思ったのか
それは不動産の知識がほとんどなく、未知の世界で興味があったのと、今後賃貸の契約やマイホーム購入する時に備えて正しい知識を身につけておきたかったからです。

今まで賃貸の契約する時も重要事項説明書や契約書の内容をちゃんと理解できていませんでした。将来マイホームの購入も検討している我が家。家は人生で最も高い買い物。

賃貸の契約やマイホーム購入の際に、思考停止で業者の言いなりになって損な契約をするのは嫌だったので、宅建試験の勉強をすることで不動産の知識を身につけようと考えました。

✏️オススメの効率の良い勉強方法✏️

最初は効率の悪い勉強をしていましたが、途中で効率よく効果的な勉強方法に行き着いたのでご紹介します。

分野別の単元ごとに、
YouTube視聴→問題集→テキストやネット検索(or YouTube再視聴)
の流れで学習する。
例えば今月は宅建業法をやろうと決めたら、宅建業法の中の単元を1つ1つ勉強していく。例えば今日は営業保証金について勉強しようと決めたら、営業保証金のYouTubeみて理解→営業保証金の部分の問題集とく→解説みても理解できない部分をテキストやネット検索で調べたり、YouTube見直したりして理解を深める。ポイントは問題集の余白にドンドン書き込んでいく(試験直前の見直しにも役に立つ!)

試験1〜2ヶ月前から問題集を解き直して理解が曖昧だったり注意が必要なページには付箋を貼り、書き込みもして試験直前に見直しやすい状態も整えながら勉強していました。
また、問題はただ正解できればいいわけでは甘いです。
すべての選択肢それぞれ⭕️か❌かの判定ができ、かつ❌の場合は何が間違っているのか説明できる
ようにしました。



勉強初期の頃、スケッチブックに重要ポイントをまとめていた頃もあったが、ノート作ったりわざわざするより問題集の余白にメモしていく方が効率的だし情報が分散しなくて分かりやすいと思いその形に落ち着いた。

特に忘れやすかったり、間違えやすいポイントは問題集の表紙と裏表紙にも書き込んでいました。

苦手な部分、忘れやすい部分はパッとみれる表紙にまとめた


裏表紙も同様。試験開始直前にも落ち着いて確認できた。、

宅建勉強にオススメのYouTubeベスト3

✨第一位✨棚田行政書士の不動産大学

棚田先生のYouTubeのおかげで合格できたと言っても過言ではないくらいお世話になりました。6月に友だちに棚田先生のYouTube教えてもらってから大ファンになって観まくりました。とにかく面白くて、勉強勉強してないので楽しく学べる。また、先生は人間的にも魅力的で、精神的にもとても励まされました。毎日配信してくれているので、動画が超充実しています。自分がいま勉強してる部分を検索するとたいてい出てくるので助かります。
マイナスポイントを1つあげるとすると動画がありすぎて探すのが少し大変。でも検索すればたいてい出てくるので慣れれば何とかなります。

勉強の仕方など 最初に見る動画

記憶が定着しやすい楽しい覚え歌

他にも沢山あります。私は棚田先生の覚え歌全部歌って覚えました!歌の中に重要暗記事項がギッシリ詰まっててほんとありがたかった。
ただし!歌をただ歌えるようになっただけでは問題は解けないので、その暗記事項の意味をしっかり理解した上で覚え歌を活用したい。

ストーリーじたての借地借家法シリーズ大好き

✨第ニ位✨マジでイケてる宅建講座 【ゆーき大
学】

一部動画の途中から有料でしか観られない部分があるのですが、無料で観られる範囲でお世話になりました。とにかく説明が分かりやすく、無駄がない再生リストも分かりやすく整理されているので観たい動画をすぐ探せる。無料で最後まで公開されている動画も意外とけっこうあるので、うまく活用すると良いと思います。
ゆーき先生は本当に頭の良い方なんだなと感じました。

✨第三位✨宅建みやざき塾

予備校の先生の講義のようなスタイル。重要ポイントをほぼ落ちなく網羅して説明してくれている。私は問題解いてて理解できない部分に遭遇して、棚田先生やゆーき大学のYouTubeで解決しない時にみやざき塾のYouTubeにお世話になってました。
長く観ていると眠くなってしまうので、必要な部分だけを短時間で観るようにしていました。


✏️受験までのスケジュール✏️

問題集をベースにまともに勉強し始めたのは6月からで、
6月 権利関係
7月 宅建業法 法令上の制限 ※申込
8月 宅建業法 法令上の制限 税・その他 5問免除
9月 宅建業法 法令上の制限 税・その他 過去問
   権利関係(区分所有法、賃貸借、借地借家法)
10月 全範囲+過去問  ※試験

という感じで勉強を進めていきました。

1周目はちんぷんかんぷんでよく理解できない部分も多かったですが、勉強が進んで2周3周すると分るようになってきました。全分野ひと通り勉強できるとそれぞれの分野の理解も急速に進んでいきました。なので最初わからないからって受験をすぐ諦めないでほしいです。

その通りでした。


次にもう少し詳しく書いていきますね。

1月 宅建試験を受験することを決意
   Instagramで受験を宣言

R4.1.2のInstagramの投稿より



4月 テキスト、問題集を購入
   超ゆるーく勉強開始
   気が向いた時とか妊婦健診の待ち時間に   
   【宅建業法】のテキスト読んでた。
   ※4月の勉強法は失敗。
    テキスト読むだけの勉強は微妙です。

R4.4.1のInstagram投稿より


5月 産前休暇中に他にやりたいことが沢山あって
   勉強をサボる  そして出産をむかえる

6月 漫画テキストとYouTubeも勉強に取り入れ始めて
   徐々に効率的な勉強ができるようになる

※韓ドラにはまってしまい、勉強は寝る前に漫画読んでちょろっと問題集解くだけの日が多かった。借地借家法はハマって数日間はガチ勉した。

Instagramのストリーズ投稿より


7月 この時期は授乳タイム=勉強タイムにしてた。
   授乳中は漫画テキスト読んだり問題集解いたり、
   洗濯物畳むときには棚田行政書士の不動産大学
   のYouTubeみたり
してた。

※この頃は問題集の問題も不正解ばかりだったけど、今はどれだけ正解するかより理解を深めるのが大切だと思って前向きに勉強に取り組んでいた!

※7月くらいまではマミーブレイン(産後にママの記憶力や集中力、思考力や判断力の低下が見られ、脳が萎縮、変化している状態)の症状があって、記憶力が通常運転よりだいぶ落ちている状態ではありながらもあまり気にせずコツコツ勉強はしていた。

7月は宅建業法と法令上の制限に取り組んだ


8月 本腰を入れて勉強し始めた。
   マミーブレインの症状も良くなってきたころ。
   日中、長女が保育園に行ってる間、育児と家事
   以外の時間はほとんど勉強
するようになった。
   猛暑でなかなか赤ちゃんを連れて外出も難しかっ
   たのもあり、家で勉強して過ごす日が多かった。

8月は宅建業法と法令上の制限を固めるのを目標にしていた

9月 日中のスキマ時間にプラスして早朝勉強も開始

Instagramの投稿より
Instagramのストリーズより


9月に入ってすぐくらいに過去問集も購入し、解いて自分の弱点の単元を把握して、その単元の復習(YouTube視聴→問題集→疑問があれば調べる)をした。過去問は全部通しで解く時間の確保はなかなか難しかったので、この日は宅建業法、別の日に法令上の制限の部分みたいな感じでやってました。
過去問は自分の穴探しのための作業なので、そんなに時間は割かず、あくまでも問題集やYouTubeで理解を深める作業に時間をかけ続けました。
9月に入って初めて宅建業法の過去問解いた時は6割しか解けなかったけど、自分の弱点が分かって楽しいぐらいの気持ちで前向きに勉強を続けた。

10月 10/16の試験に向けてラストスパート!
   予想問題集も2回分は解いた。
   調子の良い時は7割取れるようになった。

満点近くを目指さないといけない宅建業法が7割しか取れず、まだまだ穴が沢山あることを確認し、一つ一つ穴を潰す作業に取り組んだ。また権利関係は手薄だったので集中的に復習した。


試験3日前

試験3日前に過去問でとんでもない点数を取ってしまったけど、それでも合格できた。試験直前期に悪い点数しか取れなくても落ち込まず、最後の瞬間まで諦めずにやり抜けば合格できると信じてやり続けることが大切だと思いました。

📕使用した教材📕

私が使用したのは、
①問題集(絶対マスト!)
②テキスト(辞書的な感じで使用。あると便利。)
③漫画テキスト(初学者にはオススメ!イメージつかめる。特に権利関係でお世話になった。)
④12年分の過去問集(あった方がよい。12年分全部は使わなかったけど半分くらいは使った。)
⑤予想問題集(あってもなくても大丈夫。)

①問題集

本屋さんでパラパラ見てみて自分が気に入ったものを買うので良いと思います。私はTACのものを使用。

見開きで左ページが問題、右ページが解説になっています。問題は正答をただ選べるだけでなく、一つ一つの選択肢の⭕️❌判定と❌はどこの部分がなぜ間違っているのか説明できるようになるまでやりこみました。

②テキスト

問題集と同じシリーズでそろえると良い。私はTACでそろえました。あくまでも問題集ベースで勉強をすすめ、テキストは辞書的な使い方をするのがオススメです。

③漫画テキスト

いきなり問題集とかテキストから入ると専門的な言葉がずらっと並んで嫌気がさしてしまいがちだが、マンガなのでこちらはスラスラと楽しく読める。そしてイメージが湧きやすい。初学者の方に特にオススメ。

④過去問集

過去問も何回かは解いた方がいいです。ぶっ通しで解く必要はないけど、分野ごとでもいいから時間はかってやる必要はあると思います。ネットで探せば問題のってたりするけど、解説もちゃんと読みたいし、効率的に勉強したいので購入しました。

⑤予想問題集

私は問題集をやり込むのと、過去問解くのに時間をかけたため、予想問題集は2回分くらいしか使わなかった。
まぁあれば便利かもだけど、過去問集があればなくてもいいかなと思います。
模試の代わりに家で本番のつもりで時間はかって解いてみるのはアリかなと思います。

人間は忘れる生き物 すぐ思い出せるようにする工夫

宅建は範囲が広いため、けっこう前に勉強したことを忘れてしまいます。でも繰り返し内容を理解しながら勉強していくことで、思い出せる速度がはやくなっていきます。

試験前1週間くらいで全範囲を総ざらいして今まで勉強してきたことを思い出す作業と、特に忘れてて危険な所は試験直前に見直せるように付箋貼ってマーカーしたり、余白にポイントまとめたりして試験当日に確認できるような状態にすることも大切だと思います。

そして、さらに大切なのは試験当日の朝、もっと大切なのは会場着いてからの最後の勉強タイムに自分が忘れやすい部分を頭に叩き込む作業。いくら忘れやすい部分でも、今までに何回も勉強してきた内容で直前に見れば覚えてられます。

実質4ヶ月半の育児家事のスキマ時間中心の学習で、しかも最初の2ヶ月はマミーブレイン(いわゆる産後ボケ)で暗記力が著しく落ちた状態で勉強してきた私でも独学で一発合格できたのですから、自信を持ってほしいです。

最後に 

大切なことは
⭐️効果のある勉強方法をする(YouTubeをうまく活用する)
⭐️前向きに諦めずコツコツ勉強し続ける
⭐️試験開始1秒前まで勉強してきたことを頭に入れ込む
じゃないかなと思いました。

また、一緒に勉強する仲間がいると、励まし合えてモチベーションを維持しやすいし、楽しく勉強できるし、情報交換もできて勉強の質も上がるのでとてもオススメです。
こちらのnoteもよかったら参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました✨
このnoteが誰かの役に少しでもたったら嬉しいです!