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結婚式を手伝った話 - オープニングムービー

最近、私のPCが故障してしまい、
修理に10万円もかかると知ってショックを受けた。
そこで、悲しみにくれずにChatGPTに相談してみると、
彼からは「納得できる理由を見つけよう」とアドバイスを受けた。

そこで考えたのは、「治す」という行為にどれほど価値を置いているかということ。
実際、壊すことは簡単。
そして大人になると、新しいものを手に入れたり、古いものを交換したりすることも容易になります。
しかし、一度壊れたものを「治す」という行為は、どんな分野においても本当に大変だと思う。

私自身、これまで壊れたものを直した経験はないしね。

いや、無理だわ。10万高いよ。どうにかして。Microsoft様。

オマージュした出だしについて

さて、オープニングムービーについて話しましょう。構想の段階から以下のことを意識しました。

  1. 主役の2人を紹介すること

  2. 非日常を表現すること

  3. 一般的なオープニングムービーの要素から逸脱しないこと

まず、"主役の2人を紹介すること"については、トークサバイバーのOPをオマージュすることに決めました。

撮影スタジオのような場所を見つけるために、
お馴染みのSPACEMarketさんで検索し、予約しました。

当日はとにかく恥を捨てて撮影しました。完成した映像はこちらです。

撮影時は通常のスピードで撮影していただいたものを、
後から編集しました。

カメラを左右に振っているように見える部分は、
実際には素材自体を動かしたり、ズームしたりしています。
ピントを合わせる動きにもこだわりました。
これは撮影時に行ったものではなく、
後からモザイクのエフェクトを使ってピントが合ったような動きを演出しています。

また、本家と同じカラートーンなども調整していますので、
よく見ると四隅が暗くなっています。
さらに、主役が2人いるため、新郎と新婦ごとに顔色がよく見えるように、
若干編集の度合いを変えています。

ダンスパートについて

次は夫婦のダンスパートが続きます。
この部分では、「一般的なオープニングムービーの要素から逸脱しないこと」を意識しながら、
同時に「非日常を表現すること」にも取り組みました。

その結果がこちらです。

動画素材に映像を合成しています。
After Effectsなどではよく使われる方法ですが、結婚式などの場でウケが良いと思い、採用しました。

今回はグリーンバックも利用して顔だけの切り抜きも行いました。
通常のグリーンバックでは背景を完全に消すことはできないため、緑色の布を用意し、被写体の上半身を隠してもらいました。

そうすることで、顔だけの素材が作成されました。

こんな感じで画像としても活用できます。

その他のシーンとロゴについて

そして次はスケートボードのシーンです。
特にこだわったポイントはありませんが、個人的にこれが一番気に入っている箇所ですので、他の結婚式でも真似してほしいですね(笑)
その後は新郎の寝坊シーンから会場までの歩行シーンで終わります。
これらはお決まりの描写ではありますが、新婦と新郎の尺を平等にすることにこだわったため、時間がかかりました。

前撮りの写真も使用しました。
これは友達の奥さんが「前撮り写真って使い道なくて...」と言って
アイデアを出してくれたので採用しました。
※ みんなでゼロからイチを作り上げることができたのは最高でしたね。

そして最後に登場するのは、今回作成したロゴです。

背景つけるの忘れた笑

ロゴでは新郎と新婦の名前が交差しているイメージを表現。
家族になるということから、二人の人生や名前が交わるようにデザインしました。
(意味合いを込めて制作しましたが、きっと誰も気づいていないでしょうね。)

もう1つロゴがあります。それがこれです。

「焼肉定食大盛り」や「ステキ休日委員会」といった強い言葉が欲しかったので、「スゲェ幸せなやつら」としました。
※これもサウナに入って考えた。
独自のフォントをIllustratorで作成しましたが、やはり文字のレイアウトは奥が深いですね。
このロゴを作った時期は、インスタでタイポグラフィーやワードチョイスに関する勉強を熱心にしていました。

やっぱり、当日も思ったけど、
どう考えても「すげぇ幸せなやつら」でした。


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