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自分の値段

秋口から絶不調なので、神頼みに行った
そう、神宮だ
神宮と言えば、今、話題のあの神宮…
ではない
神宮と言えば
『伊勢神宮』
幸いなことに新幹線に乗れば日帰りできる
(まあ、飛行機に乗れば、日本中、たいていの所は日帰りできるのだが)
名古屋から近鉄特急に乗ると昼前には伊勢市に着く
JRで行くのもありだが、本数がない
それに近鉄はネットで特急券を買うと、ポイントも付く
(そのポイントで、また特急券が買えたりする)
伊勢市に着いたら、すぐ「おかげ犬サブレ」を買う、土産だ
駅の売店は穴場
それから参道をたどって、途中「山村牛乳」で一息つく
もっとも、ここで瓶牛乳を買ってしまうと荷物になる
(大概の人は、その場で飲んで行くのだけれど)
すぐ目の前が『外宮』だ
鳥居の前で一礼し、サクサク進む
途中、社務所で御朱印をもらい
お守りと『土鈴』をいただく
干支の『土鈴』は是非毎年揃えたい
(行けない年もあったけど)
さて、参拝
お賽銭を用意して、いざ本殿の前へ
並ぶのはなるべく真ん中に
神さまにご挨拶するのだから
いよいよ順番が来て御簾の前
さあ、お賽銭を入れる
当然、お札だ
お賽銭は喜捨なんだからケチってはいけない
神さまへの感謝
でもな
そういうこと(だけ)でもなかったりするんだ
お賽銭ってのは、実は、自分が自分にどれだけ価値があると思ってる
かってことの表れだったりする
自分がどれだけお賽銭箱に入れられると思っているか
それが今の自分
稼ぎの話ではない…

さて、外宮にお参りしたら、境内に祀られているほかの神さまにもご挨拶して、バスで『内宮』へ
途中『猿田彦神社』にもお参りし
『内宮』で天照大神に感謝をささげる
今日の目的は、ここでお払いをしていただくこと
お払いの儀式は二種類、ここは身の丈に合ったところをお願いする
幸い自分を含め二組のみ
ありがたいことだ

あとは、名物「赤福」を買って帰るのみ
すでに「おかげ横丁」に寄る時間の余裕もなく、鳥居を出てすぐの「赤福」のお店でゲットし、バスに乗って五十鈴川駅へ
五十鈴川に着いたら、道路を渡って、「イオン伊勢店」に行く
ここで、これまた伊勢名物の「田舎あられ」を購入
お茶漬けにして食べるのが伊勢の「ソウルフード」
荷物に余裕があれば「山村牛乳」の紙パックを買うのだが、いろいろ買ってしまったので、ちょっと無理

なんとかチケット買っておいた名古屋行の近鉄特急に乗り込む
車窓からは夕闇迫る伊勢の山並みが見える
ありがとう伊勢
ああ、そう言えば、今日は朝、パンかじったっきり、何も食べてないぞ
伊勢うどん食べる時間なかった…
日帰りはなかなかにハードなスケジュールなのだった


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