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表現のレベル

1.問題意識

 今日の毎日投稿は、朝山絵美『ビジネスで成功する人は芸術を学んでいる』のP114-118を読んで感じた所を、私なりに整理したいと思います。

問題意識:表現レベル


2.調査

(1)タンジブル化のレベル

『ビジネスで成功する人は芸術を学んでいる』の著者である、朝山氏は、本書のP114-118において、タンジブルのレベルを以下の6段階で表現している。
参考:タンジブル化とは、「形にする」と読み替えると分かりやすいです。

レベル1 創造したい世界
 新しい社会的イメージを創造したものであり、自分自身が想像したいと思う未来のこと。事業のビジョンや事業構想に値するもの。

レベル2 思想コンセプト
 創造したい世界を実現するためのアイディアそのもののこと。または、それをコンセプトレベルまで言語化させたもの。

レベル3 造形コンセプト
 アイディアをタンジブル化したときにどのような造形をしているのか、造形表現を言語化して表したもの。設計書などに値するもの。

レベル4 アイディアの造形の図案
 アイディアの造形表現を平面上に図示したもののこと。ラフスケッチ、設計図面などに値するもの。

レベル5 テスト版での造形表現
 アイディアを眼に見える事物に転換し、テストサイズに表現したもの。概念実証、価値実証、プロトタイプ、試作機などに値するもの。

レベル6 原寸大での造形表現
 アイディアを眼に見える事物に転換し、原寸大で表現したもの。製品・サービスなどに値するもの。

P114-118


(2)表現のレベル

 上記を参考、私なりの表現で、「表現のレベル」についての解釈を示したいと思います。

① 「イメージ」する
② 「言葉」にする
③ 「設計書」を作成する
④ 「ラフスケッチ」を作成する
⑤ 「プロトタイプ」を作成する
⑥ 「製品・サービス」を作成する

事実は1つ解釈は無数。
出典:著者作成

 事実は1つ解釈は無数。伝わったものが真実。勝ったものが真実。偉い人が言っているものが真理。社会が認めたものが善。時代による美。価格は事実、価値は作れる。歴史は振り返ってみた時の意味づけ。


3.新たな問題意識

 今回は、朝山氏の書籍より、私が考えた表現のレベルについて、整理を行いました。解釈は、表現である。価値は作れる。考えてたどり着いたこの気づきは、良かったと感じました。

(1)表現のレベルの具体化

次は、さらに表現のレベルの具体化ができたらと感じました。

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上田 誠也  |  事業承継研究
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