見出し画像

【実践】内部統制3点セット

1.問題意識

 中小企業経営者にとって、業務フローを整理することは、人の属人化を解消するために、事業を成長させるために、事業ノウハウを承継するために(事業承継)のために重要なことです。本記事では、自社の業務フローを整理するための資料を提供します。

対象者

 業務フローを整理したい人


2.調査

 業務フローを整理する方法として、業務の担当者が退職してしまったとしても、業務内容が分かるようにしておくことが重要です。そのためには、業務の全体像や内容を、ことばにしておくこと目に見えるような形にしておくことが必要です。

 そこで今回は、「フローチャート」、「業務記述書」、「リクスコントロールマトリックス」を紹介します。



(1)業務記述書

説明:業務の流れを文章で5W1Hで表した書類です。
5W1H
 ・When いつ
 ・Where どこで
 ・Who 誰が
 ・What 何を
 ・Why なぜ
 ・How どのように

出典:財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並び に財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する 実施基準の改訂について(意見書)


(2)フローチャート

説明:業務記述書の内容を視覚的に分かりやすいように図解した書類です。

出典:財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並び に財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する 実施基準の改訂について(意見書)


(3)リスクコントロールマトリックス

説明:業務プロセスにおいて、発生する可能性があるリスクと対応策を記載

出典:財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並び に財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する 実施基準の改訂について(意見書)



これらを具備することにより、業務フローを整理することができます!

いいなと思ったら応援しよう!

上田 誠也  |
いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!