#209:キューバ旅行記6
ビーチリゾートから首都ハバナに戻ってきた。(前回↓。あとこの旅行記も2回ほどで完結)
キューバのお酒
旅行の醍醐味といえば、現地の食事とお酒。
残念ながら現地の食事は印象に残るものがなく記録(日記)にも記憶にもあまり痕跡がない。
一方でお酒の記憶は鮮明にある。
モヒート
キューバといえば文豪ヘミングウェイも愛したモヒートが代表格。
とにかく癖になる味。
ミントは爽やかさだけでなく、野生味あふれる苦味をもたらす。そこにキューバ産ラムと炭酸やレモンが混ざり合って、暑い陽射しを冷ますモヒートになる。
同じレシピは理論的にはどこでも再現できるが日本で試しても現地で飲んだ味には遠い。特にこのお酒はそれの最も分かりやすい例である。
日本で飲むと薬っぽい感じになる。キューバで飲んだクールビターな飲み物とは全く違う。
キューバリブレ
簡単に言えば、ラムコークである。
(ライムジュースは入るけど)
ただ「Cuba Libre」(キューバの自由)という名前が何とも言えず良い。
たぶん簡単な店ではラムコークに切ったライムを挿しただけで提供されていたと思う。
でもそのシンプルさが良い。
モヒートのような癖はなく、キューバ産のラムを気軽に何杯でも楽しめるお酒。
まさに自由の名に相応しい。
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そうか、お酒ばかり飲んでいたのであまり食事の記憶がないのかもしれない。
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でも、もしキューバに再訪することがあれば、この2つはどうしてもまた飲みたい。
海岸通り
カリブ海に浮かぶ島国であるキューバ。
ハバナの海岸通りを歩いていると、そのことを思い出す。やはり市街地より開放感がある。
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観光スポットにある要塞を巡ってると、英語で話しかける青年2人。観光客相手に話しかけてあわよくばお酒を奢ってもらう魂胆が見える。
暇なので、少し話して一緒に写真を撮ってから適当な話をして撒いたが、相手も必死にかなりしつこくついてきた。
いまとなれば全て良い思い出だ…。
海が近いと、軽くて飲みやすいお酒をたくさん飲んでしまうはなぜだろう。
…
次はキューバ旅行記の最終回。(続く)
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