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#160:自分の中の焚き火

寒さに弱い。特に寒暖差というやつに弱い。
先週暑かったのに、今週寒くて絶不調である。

あまりに寒くて

寒さを感じると、よく食べてよく肥える。
妻からは「そんなの言い訳でしょ」とバッサリ
切り捨てられるものの…寒さのせいである。

在宅勤務で部屋の寒さに耐えかねて、まずは、部屋を隅から隅まで歩きまわる。しかし歩いてばかりいると当然仕事にならない。

とりあえず座って、熱いお茶やコーヒーなどを飲む。膝に毛布も掛けてみるが、まだ寒い。

すると、カロリーを摂取しようと企んだ大腸と寒いアラートを発し続ける脳が、密かに強力なタッグを組んで、結果、ついお菓子を頬張る。

しかし、多少の間食くらいではおさまらない。

いくら外から燃料を投下しても、焼け石に水(表現的に寒暖が逆転)である。

自分を暖めるには

こういう場合の根本的な解決策は、自ら体内の内燃機関に点火して、エネルギーを燃やすしかない。そう分かってはいるのだが。

運動、たぶん筋トレや散歩あたりがちょうど良いのだが、在宅勤務とはいえ勤務中である。

こういう時は出勤で身体と脳を暖めてから始業する方が良い。もしくは、在宅勤務でも朝散歩してから仕事できるようにすれば良い。

ただその気力すら湧かないのは(在宅勤務はたまたまそういうシフトなのだが)、全て寝不足のせいであることにも何となく気付いていた。

明日から早く眠ろう。(これは単純に解決可)

点火方法と燃料

話は変わるが、時々キャンプに行く。

個人的にキャンプの一番の目的は焚き火だが、炎を眺めるだけのものではない。

最初に点火し、その火を育てて、調理やお湯を沸かす実用的な使い方をした後で、ようやく炎を眺めてつつ、そして最後には全て炭になる。

この一連の流れが豊かなムダ時間であり、普段騒がしい心の声が静まるのだがそれは別の話。

焚き火の巧拙は、点火と燃料選びで決まる。

点火のやり方は様々あるし、なかなか火が付かないことを楽しむ面もあるが、ひとつでも型が分かっていれば直ぐに点火できる。

また燃料(薪)は針葉樹か広葉樹かによって、火の勢いも燃焼時間も変わる。またよく知らず湿った燃料を投下すると、余分な煙が出たり、爆ぜたりするので注意が必要である。

自分の中の焚き火

話を戻す。

運動で身体から暖めるのも大事であるが、何かに夢中になると寒さも忘れることを踏まえると心や脳に火を灯すのが最も効果的なはず。

よくやる気スイッチとか、モチベーションとかいうが、これは焚き火に置き換えると、先ほど話題にした点火と燃料の話である。

そして、自らの点火方法と燃料を考えてみるとこれがよく分かっていない。模索中である。

例えば、なぜかここ2週間近くnoteを毎日連続で書いてるが、何によって点火されたかは未だ不明である。(突如、書きたい欲が出てきた)

そして、この状態にどういう燃料(薪)を投下していけば、より良く燃えるのだろうか。そして、炎が大きくなる激しい燃え方がよいのか、もしくは長く火を保つのがよいのか。

自分の中の焚き火は、試行錯誤の連続である。ただそれも含めて楽しむしかないとは思う。

それはそれでよいとして、とにかく早く暖かい気候に戻って欲しい。寒いのイヤだ…。

長文を読んでいただきありがとうございます。

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susumu.y
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