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〈伊豆半島の先、下田写真紀行〉

仕事もひと段落した。

どこかへ行こう。
そう専務と相談して、どこへ行くかを考えた。

結局はどこへ行くかではなく、どこのホテルが空いているか?で答えが出た。
マスク着用した日本のみなさん、行動は積極的だ。
どこも混んでる。

行き先は、下田。
伊豆半島の南の方。
まるで水曜どうでしょうみたいな旅は、発見に溢れていました。

伊豆急下田駅。出迎えるのは金目。
最初に食べるのも、もちろん金目。
街灯が、懐かしい、美しい。
なまこ壁、行き交う自転車。
三崎や、浦賀を思い出す港の風景。
港のバイク。持ち主の暮らしを想像したりする。
日本丸はこれから行くんだろうね…などといろんな妄想。

下田で「あほや」という粉物のお店。
店先にはなぜか、新鮮な牡蠣。
こんなカオスもいいね。
なんでやねん、と看板犬と会話。
観光地というより、
普段の生活におじゃまさせていただいているこの感じ。
パーマをあてながらの会話
が聴こえてきそう。
半島の先に流れ着いたお仲間が
ちらほら散歩してる。
なんだか心安らかな時間。
古民家を改装したおしゃれなお店がちらほら。
川沿の柳小路はペリーロードといいます。
小さな文化が芽生えている。
自分を見つめることができるいい時間。
夜になると、下田は飲食店だけがひっそりと。
居酒屋さんを探して金目のおさしみ。
本日はタコではなくて、イカの唐揚げ。

熱海を超え、下田までの東伊豆には、伊東や、熱川、稲取などいくつかの温泉街がある。
下田が、それらの街とはちょっと違っているのは、港町ならではの「生活」がそこにあること。

三浦半島の生活でいえば、浦賀や、三崎、城ヶ島などに感じる空気感。
半島の先にある生活。

明日は、黒船来航の追体験。
つづく。

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Susumu Sekiguchi
サポート、ありがとうございます! 撮影してきて欲しい場所などあればリクエストください。 飛んでいけるところなら、できるかぎり飛んでいきます♪