![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/30053474/rectangle_large_type_2_df266641fedb05df9bc59a2f7777bca9.png?width=1200)
無くした慰めの言葉と、寂しい独り占め
凄く良い言葉だと思って、Twitterのいいねを押したはずだったのに、全然見つけられない。
それらしき言葉で検索も試したけど、ヒットしない。
フレーズとの出会いは一期一会だ。
これからは、メモに書き残そう。
昨日と今日のデザートは、さくらんぼ。
なくならないで、と思いながら、次々に口に運んでしまう。
真ん中に、双子のさくらんぼを配置して、周りから攻める。
ぷちんと弾ける食感と、甘酸っぱい香りが大好き。
眠いし少し体調も悪いから、夕飯はパス。
デザートだけはしっかりいただく。大人はそんな事も許される。
わたしの好物だと知っているから、母も夫も全然手を伸ばさない。
みんなで食べようよ、って声をかけても、「好きなんだからゆいさんが思う存分食べなさい」って言うんだ。
わたしは昨日からもう20個くらい食べてるのに、現在母は2、夫は0。
シェアハピって言葉もあるでしょ?わたしは独り占めするより、皆んなで食べる方が美味しいって思うのにさ、分かってないなぁ。
あー、あの見知らぬお婆さんの言葉、何だったかなぁ。
機械的に粒を口に運び、ぷちっと音が鳴る度に、どんどん言葉も遠くなって行く気がする。
あの慰めを欲しているのに、全然思い出せない。