見出し画像

夜の雷、早朝の静寂

ここ2、3日、夜のとても早い時間に寝てしまっている。うたた寝のレベルではなく、しっかり眠っている。途中で目覚めて、もう夜中だろうと思っても、日をまたいですらない時がある。

昨日は雷の音で目が覚めて、台所でタバコを吸ってる夫の所まで、のそのそと助けを求めに行った。

家がバラバラになるんじゃないかって恐怖を感じる程の、とんでもなく大きな雷の音がしばらく続いた。半分くらいは寝ていたけど、やっぱり1人になるのが怖くて、その間ずっと、台所の床に体育座りをしてやり過ごした。

「ほれ、もう大丈夫だから寝なよ」と、両手で腕を引っ張り上げられて、またのそのそと布団に戻らされた。

眠い目でスマホの時計を見ると、まだ10時だった。

え?もう2時くらいだと思ってた。わたし一体何時から寝てたの?そう戸惑いつつも、またすぐに眠りに戻って、今のこの時間まで、起きなかった。

何か疲れている。何にもしてないのに、とても。

疲れ過ぎて、このまま泡みたいにパチンと弾けて、跡形もなく消えてしまいたいって思う時がある。
最初から居なかったものとすれば、夫も悲しまずに済む。

目が覚めて、外は静かなのに、頭の中が煩い。

これからの事を、もう何も考えたくない。
とりあえず、今は何も。

#日記 #エッセイ #毎日note #朝の気持ち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?