豚骨ナイフを自作する #4
タイトルを変えました。
自作ナイフなどと言いつつ柄の材料が豚骨だったという一種のギャグ、というか豚骨オチみたいなつもりだったのだが、すでにネタは割れてるし今更自作ナイフなどと嘘をつく必要もないなと感じたのが理由です。
タイトルは変更しましたが、作業的には前回の続きなので通し番号は共通にさせていただきました。
前回までで髄液を書き出し4時間茹でて脂を抜いた豚骨ですが、今回は漂泊の作業になります。
漂白というくらいなんだしキッチンブリーチでいいのだろうと漠然と思ってましたが、本当は過酸化マンガン?過酸化なにがしを使うのが正解のようです。まあ、一般のご家庭には過酸化なにがしなど無かったのでキッチンブリーチで代用しました。使った量はホームセンターのバケツ[だいたい3〜4リットルくらい?)に対してキャップ2杯分です。少し多かったような気もしますが、なにせ参考サイトが無いので普段雑巾を漂白しているのと同じ量にしてみました。
漂白剤につけ過ぎたり、漂白剤が濃かったりすると骨の組織が劣化するという記事があったため少し薄めにしたつもりだったのですが、豚骨を漂白している事をすっかり忘れて寝てしまったためうっかり一晩漂白してしまいました。これが後になって響いてこないといいのだが・・・。
その後さらに一晩水に晒して漂白剤を落とす?作業が必要だとあったため、水を張ったバケツの中に放り込みしばらく放置しました。写真は水から取り出し水滴をふいた状態のものになります。
前回と比べるとかなり白くなりました。より骨っぽさが増したような・・・。
これが漂白しすぎなのか、漂白すればこのくらいになるのは普通なのかは前例が見当たらなかったのでわかりませんが大丈夫だと信じたい。骨は最初期よりは少し軽くなったような気はしますが、欠けたり脆くなった印象は受けませんでした。骨同士を軽く打ち鳴らすとなかなかいい音がします。柄を作るのを失敗したら風鈴にでもしましょう。
このまま7日ほど風通しの良い日陰で乾燥させるそうなので、続きは翌週となります。なんとも気の長い作業工程ですね。そりゃあ誰もやろうとはしないよなぁ・・・