豚骨ナイフを作る 10 (追記)

以前作ったままナイフシースに放り込んでおいた豚骨ナイフですが、流しの下という環境が悪かったのか見事にカビました。

写真を撮るのを躊躇うくらい表面に白いカビがホワホワと・・・。そりゃあ削って磨いて着色しただけなのですからカビが生えるのも当然ってものですよね・・・。

ネットでいくつか調べてみるとフィニッシィングについての方法がいくつか見つかり、1番手頃で材料も揃ってたので蜜蝋を使ったオイルフィニッシュにしてみました。

生憎作業中の写真は撮り忘れたのですが・・・カビを綺麗に落とした後、蜜蝋を擦り付けてライターで炙って帆布で磨いて。また蜜蝋を擦り付けては面倒になりコンロで炙って帆布で磨いて・・・。

結果このようになりました。

蜜蝋を擦り付けてる前より艶が出て、若干乱暴に炙ったせいか色が少し濃くなってます。蜜蝋はジュブジュブと音を立てて泡立つくらい炙る事で素材の中まで浸透し細かな目を埋める、とあったので結構しっかり目に炙ったのですが、ちょっと火力が強かったような気もします。

とりあえずこの状態で1、2ヶ月ほど水場近くに放置しておいても目立ったカビ等は出なかったのでこれで本当に完成!って事にしたいと思います。本番の梅雨の時期を乗り越えられるのかはまだ心配ではありますが・・・。

ついでに余ってたクロム鞣でケースを適当にやっつけてみました。

ナイフケースをつけるとグッとそれらしくなりますね!

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